LINE、フリマ事業から撤退 サービス開始から2年5ヶ月で「LINE MALL」を終了へ

LINEは、フリマアプリ「LINE MALL」のサービスを終了すると発表しました。2016年3月15日から新規取引や新規会員登録、商品の検索・閲覧などがおこなえなくなり、5月31日にアプリの新規ダウンロードやサービスのサポートも終了します(売上金振込に関するサポートは除く)。

LINE MALLは、2013年12月に誰でも何でも取引できるプラットフォームとして、LINEが擁する膨大なユーザー数を武器に国内最大級のスマホECサービスを目指して公開。総合的なECサービスというよりは、徐々にフリマアプリとして展開されていきました。

出品・販売手数料の完全無料化をはじめ、定額および匿名での配送にいち早く対応したほか、誰ともかぶらない最安値を競る「チャンスプライス」や、LINEグループでの割り勘買いなど、他のフリマアプリにはないユニークなサービスも提供してきました。

なお、当初LINE MALLのサービスとして提供されていた「LINEギフト」「LINEフラッシュセール(旧LINEセール)」については、現在はLINEのサービスとなっているため継続されます。保有ポイントは、今後LINEギフトやLINEフラッシュセールでも利用できますが、LINE MALLアプリ内で購入時のポイントは3月15日までしか使えない点に注意が必要です。

近年、個人間売買をおこなう場を提供するフリマアプリ事業は、様々な事業者が参入する非常に競争の激しいビジネス領域でしたが、LINE MALLは2年あまりで姿を消すこととなりました。

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