米Dropboxは現地時間12月7日、メールサービス「Mailbox」と写真共有アプリ「Carousel」を終了させることを発表しました。サービス閉鎖の日時は、Mailboxが2016年2月26日、Carouselが2016年3月31日を予定しています。
DropboxがMailboxを買収したのが2013年3月、Carouselを提供しはじめたのは2014年4月のこと。行列待ちの人気を博したMailboxが採用したスワイプ操作によるメール管理は他のメールアプリのUIに大きく影響を及ぼしました。
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Dropboxの言うところでは、ここ数ヶ月の間、オンラインノート「Paper」のような共同作業ツールの開発に軸足を移してきていることに照らして、両サービスの終了を決断したとのこと。サービスの利用状況と社内リソース配分のバランスを考えると、これからもサービスを継続していくだけの展望を持てなかったということでしょう。
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