MeerkatやTwitterが買収したPeriscopeの勢力拡大に対抗するかのごとく、自分の身の回りの出来事を実況する機能をソーシャルの巨人が本格的に取り入れ始めました。
米Facebookは現地時間12月3日、動画のライブ配信機能を一般ユーザー向けにテスト公開しました。まずは米国の一部のiPhoneユーザー向けに機能を提供し、範囲を拡大していく見通し。これまでライブ動画の配信機能は認証マークありの著名人に限定公開されていました。
Live Video(ライブ動画)の使い方
ライブ配信機能の使い方は簡単で、ライブ動画のアイコンをタップして、必要があればコメントを添え、シェア範囲を決めてから配信開始(Go Live)のボタンを押すだけです。このリアルタイムの動画シェア機能は投稿の1メニューとして実装されているので、利用できるようになればすぐに気がつくでしょう。
実況中、画面には視聴者数と視聴している友達の名前が表示され、コメントがリアルタイム更新されていき、コメントへのいいね!も可能。動画は配信終了後に自動的に保存され、タイムラインに表示することができます。
視聴できる動画は自分の友達かフォローしているユーザーが配信するものに限定されます。
写真・ビデオのコラージュ投稿が登場
ライブ動画配信機能の一般公開とともに、写真の投稿機能に写真・ビデオのコラージュ機能が追加されました。
最近撮影された写真やビデオを撮影場所や時間に基いて組み合わせてコラージュを自動的に作成してくれるので、ユーザーはそれをそのまま投稿してもいいし、アレンジして投稿してもよいでしょう。
コラージュ機能はiPhone向けにリリースされており、Androidで利用できるようになるのは来年初めになる予定です。
モバイル向けにシェア機能の改善をテスト中
Facebookは、iPhoneとAndroidでドロップダウン式の新UIをテストしていることも明らかにしました。また今後、新しいシェア機能をさらに追加していくことを示唆しています。