【動画】Android AutoとCarPlayに対応した車載ディスプレイオーディオ──三菱自動車が展示

スマートフォン連携ディスプレイオーディオ

三菱自動車は、車載プラットフォームのAndroid AutoやApple CarPlayに対応した「スマートフォン連携ディスプレイオーディオ」を10月28日から開催中の東京モーターショー2015において展示しています。

“ディスプレイオーディオ”と呼ばれる同端末はタブレットのような外観で、AndroidスマホやiPhoneなどと接続することにより、タッチ操作や音声認識によってナビゲ―ションをはじめ、サードパーティ製を含む様々なアプリを使えます。

左側のハードキー[Home]をタップすると端末独自のUIが表示され、ここからAndroid AutoやCar Playを選択し、各プラットフォームのサービス(画面)が利用可能になります。

Android Auto対応の同機器では、Googleマップによるナビやハンズフリー通話、音楽再生などがスマホの通信によって利用可能。また既報のように定額制音楽配信の「AWA」がAndroid Auto対応したことに伴って、デモ機でもAWAアプリでスマホと同じプレイリストの再生がおこなえるようになっていました。

ドライブといえば音楽は欠かせない存在だけに、Google Play Musicに加えて、ユーザーが普段スマホで使っている様々な音楽アプリが車載プラットフォームに対応していく流れになりそうです。

同機器の国内での提供開始時期や搭載車種などについては未定とのことですが、国内でも遠くない時期にサービスが始まるとみられるAndroid Autoに、いち早く対応していく考えのようです。

また、CarPlay対応のデモ機はAppleマップによるナビなどのほか、友達のiPhoneにメッセージを送ったりと、Siriを使った音声操作が特徴。サードパーティアプリとして、SpotifyやAudibleなども利用できるようになっていました。