Google、"ほんやくコンニャク"実現に近づく Google翻訳アプリに「カメラをかざすだけで翻訳できる機能」と「言語の自動認識機能」を追加

Google翻訳

また一歩、Googleによる"ほんやくコンニャク"の実現に近づきました。

Googleは現地時間1月14日、Google翻訳アプリ(Android、iOS)のリアルタイム性を強化するアップデートの実施を正式発表しました。ここ数日、Google翻訳がリアルタイム翻訳に対応するのではないかと話題になっていました。

カメラでかざすだけで翻訳できる機能とリアルタイム会話モードにおける言語の自動認識機能の2機能が、数日中にアップデートで追加されます。また同時に、そもそもカメラ翻訳機能とリアルタイム会話モードが未実装だったiOSアプリにも、これらの機能が追加されるとのこと。

毎月5億人以上に使われており、1日あたり10億回も翻訳されているGoogle翻訳が、より便利になります。

カメラをかざすだけで翻訳できる機能が追加:Word Lens

Android向けGoogle翻訳アプリには従来から、カメラで写したテキストを認識して翻訳する機能が実装されていましたが、リアルタイムに翻訳することはできませんでした。今回のアップデートでは、上のGIFアニメのように"かざすだけ"で翻訳できるようになります(インスタント翻訳)。

標識などを簡単に翻訳でき、これまで同様にオフラインで利用可能。ネット環境に左右されないのは、旅行者にとってありがたい仕様です。翻訳後のテキストは、翻訳前のテキストの上に重ねて表示されます。

この機能は、2014年5月にGoogleが買収した翻訳アプリ「Word lens」の技術を活用したもの。2012年10月にサービスを開始しているNTTドコモの「うつして翻訳」などと類似した翻訳機能だと言えるでしょう。

まずは、英語とフランス語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語・ロシア語・スペイン語との間でのみ利用可能となります。順次、対象言語は拡大予定とのことです。

リアルタイム会話モードに言語の自動認識機能が追加

リアルタイム会話モードも既にAndroid向けには実装済みの機能でしたが、このモードがさらにスムーズに利用できるようになります。

これまでもデバイスに向かって話しかけるだけで他言語に音声で翻訳してくれていましたが、連続して同言語の話者が話す場合には基本的に下部の言語ボタンを再びタップする必要がありました。これは、翻訳元の言語が翻訳1回ごとに切り替わる仕様だったためです。

Google翻訳

新しいリアルタイム会話モードでは、最初に選択されている言語の話者が話した後に下部のマイクボタンをタップすると、その後は音声がどちらの言語なのかを自動で認識してくれるようになります。つまり、最初の一手間は必要であるものの、ほとんどデバイスを操作する必要なく流れるような会話を楽しめるようになるということです。

リアルタイム会話モードのアップデートについては特に言語を限定していないため、現時点で翻訳できる言語は新機能に対応するものと思われます。