ケーブルを挿すことなくワイヤレスでAndroidデバイスを管理できるアプリ「AirDroid」が今月中にバージョン3へのアップデートを実施し、デスクトップクライアント(Win/Mac対応)もリリースする予定であることが明らかになりました。
これまでAirDroidを利用するためにはWebブラウザ経由でサインインする必要がありましたが、デスクトップクライアントの登場でWebブラウザを利用することなくAirDroidを使えるようになります。
クライアントは、ファイルのドラッグ&ドロップによるデスクトップ・Androidデバイス間の転送やプッシュ通知の表示、SMS送受信、電話の着信通知、連絡先の編集などに対応しています。
開発元がクライアントの目玉としているのは、VNC(Virtual Network Computing)を利用できるAirミラー機能の追加。これによりAndroidデバイスをクライアントを通して遠隔操作できるようになります。
もっとも、Airミラー機能の利用にはデバイスのroot化が基本的に必要となるため、一般ユーザーには推奨できません(従来から、AirDroidにはroot化を要する機能が存在)。一部の対応デバイスはroot化の必要がありませんが、今後の対応デバイスが拡大するかは不透明です。また同機能は現在のところ、Android 5.0には非対応となっています。
【追記:2014年11月30日】
ベータテストが開始されました。