警視庁は2014年10月29日、LINEのアカウントが第三者に乗っ取られる不正ログインの被害状況などについて発表しました。
それによると、10月27日までに寄せられた被害届と被害相談は657件で、うち368件で実際に電子マネーなどがだまし取られ、被害総額は約2,800万円に上りました。中には、プリペイドカード80万円分をだまし取られた人もいたといいます。
警察による捜査のほか、LINEによりパスワード変更の促進やPINコード(暗証番号)設定の義務付けなど対策が進み、10月中旬以降の被害相談はないとしています。ユーザー間にも周知され、ようやくアカウントの乗っ取りも収束へ向かいつつありそうです。