Googleは、同社が提供するSNS「Google+」が立ち上げ当初から貫いてきた実名ルールを撤廃し、ニックネームなどの匿名でも利用できるよう運営方針を転換した。
従来の実名ルールについてGoogleは、実在の人物で構成されるリアルなコミュニティ形成に寄与したが、一方で実名で参加したくなかった人々も数多くいたことを認めている。
また、これまでも匿名で利用しているユーザーが一部に存在し、実名ポリシーと現状の食い違いが混乱をきたしたこともあり、ユーザーに不便を強いたことを謝罪している。
2013年9月には、YouTubeのアカウントとGoogle+のアカウントの統合が必須化。過去Google+に一般公開で共有した動画につけたコメントが、すべて公開状態となるなどユーザーからの批判も高まった。
今回、YouTubeのコメントスパム対策に目処が立ったことも、実名ルールの撤廃に至った理由の一つだとしている。
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