NIKEは6月17日、アプリ「Nike+ FuelBand」をGoogle Playでリリースした。iPhoneユーザーに続き、Androidユーザーも「Nike+ FuelBand」を利用できるようになった。現在は英語版のみ提供されており、日本での利用も可能だ。
Android版とiOS版の違い
Android版アプリは、活動量を計測するリストバンド「NIKE+ FUELBAND SE」に対応する。「NIKE+ FUELBAND(第1世代)」には対応しない。iOS版は「NIKE+ FUELBAND SE」と「NIKE+ FUELBAND(第1世代)」の両方に対応するので、注意が必要だ。
また、「グループ機能」や「プッシュ通知の受信機能」は現在、Android版ではサポートされていない。一部の画面(横長表示の「ホーム」画面、1日のアクティビティのタイムライン表示、年単位のアクティビティ表示)も現時点ではAndroid版には表示されない。
そのほか、Android版ではアクティビティの共有をNikeplus.comでは実行できるが、アプリからは実行できない。一部のトロフィーや成果はiOS版にのみ送信され、現時点でAndroid版には送信されない。
NIKEによると、iOS版の開発から学んだ重要な点を取り入れ、Android向けに最適化して新しい体験の提供を目指したことから、両OS版で違いが生じているのだという。
アプリはJelly Bean 4.3以降に対応
「NikeFuel」は、生活の中のあらゆる活動を計測する独自の単位。昨年11月に日本で発売された「NIKE+ FUELBAND SE」では、1日の時間、カロリー、歩数を計測し、活動量としてデータ化する。起きている時や寝ている時を問わず、あらゆる動きを記録し、睡眠中も起きている時と同じように動きを記録する。
アプリ「Nike+ FuelBand」を使用すると、「NIKE+ FUELBAND SE」のデータをワイヤレスでモバイルデバイスに同期させたり、進行状況を記録したり、グラフや詳細データでアクティビティを分析することが可能になる。目標を達成するとトロフィーを獲得できるので、モチベーションも高まるだろう。
最適化された端末は「Samsung Galaxy S III」「Samsung Galaxy S IV」「Samsung Galaxy S V」「HTC One」「Nexus 5」「Moto X」で、Jelly Bean 4.3以降に対応する。
