Dropboxは、メッセージサービスのスタートアップDroptalkを買収した。買収条件は不明。Droptalkが公式ブログで明らかにした。
DroptalkはChromeブラウザで動作するプライベートメッセージアプリを開発しており、クローズドベータ中だった。買収に伴って、新規の申し込み受付を停止している。Droptalkのメンバーは、Dropboxに入社する。
Droptalkは、"Drop"boxのようにファイルをクラウド上で共有し、そのファイルへのリンクをトーク画面で送信することで、ウェブ上の動画や画像を簡単に共有することができるサービス。
そう聞くと、Dropboxが4月にリリースした写真ギャラリーアプリ「Carousel」を想起させるし、それ以上に同日発表したコラボレーションツール「Project Harmony」との相性が抜群のように思える。Harmonyは、Microsoft OfficeのファイルをDropboxを通じてリアルタイムに共同編集できるツールを開発するプロジェクト。そこにDroptalkの技術が活かされることになるのかもしれない。