Dropboxは、“生涯の”写真や動画を時系列やイベントごとに閲覧・共有できると謳う、ギャラリーアプリ「Carousel」をリリースした。Google Play、App Storeからダウンロードできる。
写真をシンプルに保存できる
Carouselの利用には、まずDropboxアカウントでサインインが必要となる。Dropboxアプリには写真を撮るとすべて自動でDropboxにバックアップする「カメラアップロード」機能のオプションがあるが、Carouselを使うとこれが強制的に有効になる仕組み。
つまり、写真や動画をすべてDropbox上に保存(カメラアップロード)するため、端末のストレージ容量やバックアップなどを気にする必要はない。アプリ名(メリーゴーランドの意)の通り、いつか走馬灯のように振り返れる人生シーンを撮り溜めていけそうだが、それもDropboxの容量を持っていれば、ということになる。
見やすい自動振り分け
ギャラリーでは、すべて自動で日付ごと、同じ日ならイベント・シーンごとに振り分け、とても見やすく写真・動画を表示してくれる。過去から現在までの写真や動画を追いやすいUIで、画面下にある指定ゲージを左右に動かせば、かなり前のコンテンツなどでもすぐ辿り着ける設計となっている。
複数選択もワンタッチで行えるほか、写真を閲覧時にスワイプアップすると友人への共有(メッセージを付けられる)、スワイプダウンすると写真を隠す操作ができるなど、操作性は快適。また、友人と感想をチャットしたりすることも可能だ。
現時点で英語版のみだが、近日中には日本語にも対応する予定だという。