Google自動運転カーの衝撃、Uber CEO「全てのタクシードライバーが不要になる日が来る」

Travis Kalanick

日本で正式にサービスを開始したタクシー配車のUber。Uber CEOのTravis Kalanickは自動運転カーについてどのように見ているのか。

自動運転カーで大きな注目を集めているのがGoogleの自動運転カーだ。昨日、Googleはハンドルもペダルも無い新しいタイプの自動運転カーをお披露目した。

Google 自動運転カー

codeカンファレンス 2014において、彼がUberと自動運転カーの未来について語ったところによると、彼らのタクシードライバーは将来的に職を失うことになるようだ。

「それが世界の行く先だ」と語る同氏は、「もしUberがそこに行かないのなら、道はない」と述べ、Uberドライバーがいずれ自動運転カーに置き換えられ、不要になるであろうことを明言し、「世界は常に偉大ではないんだ」との哲学を示した。

安全な自動運転カーが公道を走る時代が来れば、事故は減り交通渋滞も少なくなる。それは、自家用車を所有するよりも、自動運転タクシーを利用する方がトータルで安上がりになる時代が到来することを意味する。そこでは、人間のドライバーの居場所は見つけづらくなっていることだろう。

もっとも、同氏はその時がやってくるのは当分先だと考えている。そのことは、彼のツイートに端的に示されている。

「さぁ、息を吸おう。そして2035年に再び会いましょう」