Googleは27日、従来から開発中である自動運転カーの新モデルを公開した。
今回の新モデルでは、なんとハンドルもアクセルペダルもブレーキペダルも存在しない。あるのは2つの座席とスタート/ストップのボタン、ディスプレイだけだ。搭乗者はボタンを押すだけで目的地に運ばれる。今のところ、最大時速は約40km/hだという。
自動運転だから当たり前なのかもしれないが、実際にそのような自動車が人を乗せて走行している光景を目の当たりにすると、先人たちが思い描いていた"未来"がもう手の届くところまでやってきているのだと感じる。
試作車は、100台程度製造される予定。今後数年間、カリフォルニアで試験を実施していきたいとしている。
Googleは、自動運転カーが多くの人々に対してより高度の移動性と安全性をもたらすための重要なステップだとしている。自動運転カーがあれば、ちょっとした空き時間を駐車場を探す時間に費やす必要はなくなるだろうし、運転できなくなった高齢者は移動の自由を維持できる。酔っぱらい運転も無くなるはずだ。
Googleが公開した次の動画を見れば、公道を走っている他のクルマや自転車などを自動運転カーがどのように認識しているか確認できる。未見ならチェックしておいた方がいいだろう。
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