ユニクロ「UTme!」、著作権は無償譲渡 話題のオリT作成サービスの落とし穴

2014-05-19 19:30
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UTme!

ユニクロのオリジナルTシャツ作成サービス「UTme!」が話題だ。PCとスマホアプリから手軽にデザインすることができ、操作感も抜群。デザインを仕上げたらすぐに1枚1,990円で注文できる。

著作権は無償譲渡

しかし、「UTme!」を利用する場合は注意が必要だ。このサービスを利用するためには利用規約に同意する必要があるが、その規約の中に投稿データの著作権譲渡に関する定めがあるためだ。

UTme! 利用規約

この規約は、ユーザーが投稿したデータに関する著作権をすべてユニクロ側に無償譲渡することと、著作者人格権をユニクロ側に行使しないことに同意することを定めている。

したがって規約上は、ユーザー自身が描いたイラストや撮影した写真を「UTme!」のサービス側にアップロードした時点で、投稿データの著作権はユニクロに無償譲渡されることになる。筆者が確認した限りでは、データのアップロードが実行されるのは、デザイン作成後に「このTシャツを購入」ボタンをクリックした時点のようだ。

無加工でも無償譲渡か

通常の利用法ではイラストや写真に三種類の加工を加えてアップロードすることになるだろう。

UTme! リミックス

だが、使い方次第では全く加工をおこなわずにアップロードすることもできる。そのため、自分が描いたイラストなどにサービス側の加工を一切施すことなくアップロードした場合でも、規約の文言上は投稿データの著作権がユニクロ側に無償譲渡されることになるということだろう。

購入前の注意には記載なし

また、ユニクロ側は「このTシャツを購入」ボタンのクリック後に著作権に関する注意事項などに関して再度確認を求めている。

UTme! 利用規約

ところが、この確認画面では、著作権譲渡や著作者人格権の不行使に関する記述は見当たらなかった。

利用規約に同意した上で利用することが大前提ではあるものの、規約にきちんと目を通さないユーザーも多いものと思われる。注意が必要だろう。

追記:2014年5月20日19:00

ユニクロによれば、近く著作権に関する規約を変更し、著作権はユーザーのものとする内容にするとのこと。

著作権を無償で譲渡?:「いえ、著作権はユーザーに帰属します」とユニクロ Tシャツ作成サービス「UTme!」の利用規約が話題、問題を認めて修正へ - ねとらぼ