LINEのAndroid版アプリが最新版(バージョン4.3.0)にアップデートされ、様々な便利機能が追加された。iPhone版アプリでも、同機能を搭載したバージョンを順次公開予定だ。
「知り合いかも?」に追加された理由を表示
LINEでは、友だちではない相手が自分を一方的に友だちに追加している場合、「知り合いかも?」の一覧に表示される。この「この知り合いかも?」に表示されているのは誰なのか、疑問に思ったことはないだろうか。
しかし今回のアップデートにより、どんな理由で相手が「知り合いかも?」に登場したのかが表示されるようになった。
たとえば「電話番号で友だち追加されました」とあれば、相手が自分の電話番号をアドレス帳に登録しており、その上でLINEでアドレス帳の連携をおこなったケースを指す。
また「LINE IDで友だち追加されました」では、相手がID検索で自分のLINE IDを検索して友だちに追加した場合を示している。
スタンプの送り間違いを防ぐプレビュー

トークでスタンプを使う際、これまではリストからスタンプを1回タップすると、すぐにトークへ送信される仕様だった。
だが今回追加された「スタンププレビュー」機能では、トークでスタンプを送信する前に送りたいスタンプをタップすると大きく表示され、そのままスタンプを再タップしてスタンプを送信できる。
送り間違いの防止や、スタンプの細部を確認をしてからの送信が可能になったわけだ。

なお、スタンププレビュー機能は「その他」から[設定]→[スタンプ]と進んでオン・オフ設定が可能。
これまで通りすぐに送りたい人は「オフ」に、毎回プレビューしたい人は「オン」に設定しておこう。
LINE連携ゲームなどの招待通知を一括オフ

LINEゲームなどのLINE連携アプリは、LINEのトークに招待やハートなどを送ったりすることができる。
しかし、これらの受信や通知が頻繁で煩わしく感じている人も少なくない。

これまで、(インストールして)連動したことのあるアプリのみメッセージの受信・通知をオフにすることができたが、自分がまだダウンロードしていない場合でも、友だちからの招待メッセージなどをまとめて受信しない設定が新たに可能になった。
方法は「その他」メニューから[設定]→[通知設定]→[サービス別設定]と進み、[連動していないアプリ]の[メッセージ受信]のチェックを外すことで設定できる。
グループの最大招待人数が100人→200人に
その他、今回追加された機能を以下にまとめた。
- グループトークに招待できる人数が200人にまで増加した。なお、グループを作成せず複数人トークをしている場合は、従来通り上限は100人。
- 18歳未満のユーザーはID検索機能が利用できないが、LINE@アカウントも含む公式アカウントに限ってはID検索を利用可能になった。
- トーク上に送受信されているスタンプのどれかをタップすると、すでにダウンロードしている場合、そのスタンプを含む一覧が表示される。
LINE電話の本人確認プロセス導入
格安通話機能の「LINE電話」では悪用防止策として、LINE電話を使うユーザーが本当にその電話番号の持ち主かどうかを確認するプロセスも追加されている。
詳細については、下記の記事を参照。