高機能ファイラーが多くリリースされている中、シンプルなUIを採用し、必要な機能にまとめられた「Sliding Explorer」は、スマホで誰でも簡単にファイル管理がしやすいAndroidアプリになっている。
シンプルで見やすいUIと操作性
Sliding Explorerの最大の特徴は、日本語対応したシンプルなUIだ。大きく見やすいフォルダ一覧には、各フォルダのフォルダ名、格納されているファイル数、最終更新日と必要最少限の情報のみ表示されている。
左端をスワイプ、もしくは左上のフォルダマークをタップするとナビゲーションバーが表示され、アクセス先を変更することができる。
基本的なファイル管理機能
頻繁にアクセスするフォルダは、対象のフォルダをロングタップすることで上部にメニューが表示されるので、しおりマークをタップしてお気に入り登録することにより、以後のアクセスも容易になる。
ファイルに関しては、対象ファイル右端の[:]部分をタップすると、コピー・カット・名前の変更・壁紙に設定・他アプリで開く・ホーム画面に追加・プロパティ確認が行える。
また、ファイル削除は対象ファイルのサムネイルをタップし、上部に表示されるゴミ箱ボタンをタップするだけ。このあたりを含め、全体的な操作性のよさは画像ビューワアプリの大御所「QuickPic」を思わせる。
共有や圧縮などの機能も
ひとまず基本的な操作をマスターできたら、「Sliding Explorer」に備わっている様々な機能も一緒に試してみるといいだろう。
ファイルのサムネイルをタップすると上部に表示されるメニューからは、zip形式での圧縮ファイルの作成も行える。
また、ゴミ箱左横にある「共有メニュー」からファイル共有先を選択することで、画像などのファイルをメールやSNS等に添付することもできる。
まとめ
シンプルなUIに、ファイルのコピーや削除、共有など基本機能をまとめた「Sliding Explorer」。クラウド連携やPC間でのファイル共有などには対応せず、スマホ中上級者には物足りないかもしれないが、初めてファイラーを扱おうというユーザー、もっとサクサク使いたいといった人にはおすすめできる1本だ。