ANA、ようやく国際線で機内Wi-Fiを提供開始──20MBプランで24ドル

ANA Wi-Fiサービス

全日本空輸(ANA)は、スマートフォンやタブレット端末を用いて、機内でも無線LANによるインターネット接続ができる「ANA Wi-Fiサービス」を3月1日より開始する。

料金はJALと比べ高めの設定か

ANA Wi-Fiは、SITAとエアバスの共同事業により2005年に設立されたオンエア(OnAir)社の機内Wi-Fiサービス「インターネットオンエア」を利用したサービス。

対象は大型機のボーイング777-300ERに加え、中型機ボーイング767-300ERで、欧米線やアジア線の一部などの全クラスの機内で使える。インターネット閲覧やメールやSNS利用などを前提としており、ノートPCや動画ダウンロードなどは制限される見込み。

料金は5MBプランが6ドル、10MBプランが12ドル、20MBプランが24ドルで、支払いはクレジットカードのみとなる。同サービスは当初、2013年夏より開始予定と発表されていたが、導入が大幅に遅れていた。

なお、JALにおいては2012年7月より国際線、2014年7月(予定)より国内線でも機内Wi-Fiに対応。料金は一部利用制限はあるものの、国際線で1時間まで11.95ドル、24時間まで21.95ドルとなっている。