先日、Motorolaが発表したモジュール組み立て式スマートフォンプロジェクト「Ara」に関して、新たな動画が公開されている。公開したのはPhonebloks開発者のDave Hakkens氏。Phonebloksは、Motorolaが本プロジェクトを開始するきっかけとなった組み立て式スマホプロジェクトだ。
動画の中で、Daveは、Phonebloksについて紹介した上で、今後のMotorolaとのコラボレーションについて語っている。Phonebloksはモジュール、デバイスに関する活発なコミュニティを形成、維持する一方で、MotorolaはAraをオープンなプラットフォームにする。
Ara端末を組み立てる様子が出てくるのは動画の1:10過ぎから。endoskeleton(endo)とよばれるフレームに、ディスプレイを装着し、各種モジュールを差し込んでいく。
AraとPhonebloksの「ハードウェアのオープンプラットフォームを創り出す」という構想は、今後、多くの壁を乗り越えていかなければならないだろう。しかし、このプロジェクトに心躍らされている人が大勢いるのも、また事実。
Motorola Mobilityは、2012年にGoogleによって買収されている。Googleはソフトウェア面でAndroid、ハードウェア面でAraをオープンプラットフォームとして提供することで、巨大なエコシステムを形成するのだろうか。
続報を待ちたい。