LINEでは2013年9月30日より順次、18歳未満のユーザーを対象にID検索機能の利用が制限されました。ところが、ドコモでは制限解除に必要な「年齢確認」の手続きが複雑なため、迷う人も少なくないようです。そこで、年齢確認の手順を詳細に紹介します。
LINEのID検索の利用制限を解除するには
LINEのID検索は、18歳以上であればキャリア(携帯電話会社)が提供する年齢判定を済ませることにより、利用できるようになる仕様です。
ただしドコモユーザーの場合、年齢確認はLINEアプリ内の操作だけでは完結しないこともあり、その場合まずは「ドコモ インフォメーションセンター」に電話するか、ドコモショップに出向いて利用者情報を登録する必要があります。
登録後、LINEアプリに戻って年齢認証をおこなうことで、ID検索機能の制限を解除することができます。
ドコモで利用者情報の登録を行う
契約者本人がスマホを利用している場合は電話での登録が可能ですが、それ以外はドコモショップでの手続きとなり、契約者本人が利用者の本人確認資料を持参する必要があります。
ここでは、センターに電話するケースで解説します。まず、ドコモの携帯電話で「151」(局番なし無料)に電話をかけます。電話がつながった後の手順は以下のとおり。
- 「0」を押してオペレーターにつなぐ
- 利用者情報の登録を行いたい旨を伝える
- 契約している電話番号と氏名を伝える
- 自動音声ガイダンスが流され、本人確認のため4ケタのネットワーク暗証番号を入力する
- 入力後に再び担当オペレーターにつながるので、生年月日を伝える
- 本件の連絡先はこの番号でよいかの確認、また利用者登録の書類が契約者の住所宛に送られる旨の案内がある
- 電話を切って3分ほどで登録完了となる(所要時間は状況による)
LINEアプリから操作して年齢確認
利用者登録が完了したら、LINEアプリを起動して年齢確認をおこないます。この際、ドコモのログインページにアクセスするため、Wi-FiではなくLTEで通信する(Wi-Fiをオフ)ほうがスムーズです。
LINEの設定画面を開く
LINEの[その他]から[設定]をタップし、設定画面へ。
ここで、[docomoユーザー向け]ボタンをタップします。
不明と表示されている[年齢確認状況]ボタンをタップ。
「年齢確認を行いますか?」と尋ねられるので[OK]をタップしましょう。
ドコモのログインページへ
docomo ログインのページへ移動し、年齢判定のログイン先URLへアクセスするか尋ねられる。
中央の赤い[OK]ボタンをタップします。
年齢判定結果をLINEに通知するか尋ねられるので、[通知する]にチェックを入れます。
続いて、同ページ下部へスクロールし、[実行]ボタンをタップしましょう。
この年齢情報をLINE利用における設定値とし、今後は確認画面を表示したくない場合は、設定にチェックを入れます。
問題なければ処理が完了し、「18歳以上」と表示されます。
これで、ID検索機能が利用できるようになるはずです。