ドコモが「法人向けスマホ」を発表、製造メーカーは富士通

ドコモ「法人向けスマホ」

NTTドコモは「法人向けスマートフォン(仮称)」を開発し、2013年12月から2014年1月に発売を開始する。製造メーカーは富士通。

「法人向けスマホ」を利用する顧客には、データ通信が月額2980円の定額で利用できるパケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイ for ビジネス」を提供する。

ドコモ「法人向けスマートフォン」とは

ドコモの「法人向けスマホ」では、電話やメールなどの基本機能が使いやすい専用のユーザーインターフェースと省電力ディスプレイを搭載しており、電話とメールの利用が多い法人の顧客が安心して利用できるよう設計されている。

バッテリー容量は2500mAh。チップセットには Qualcomm の Snapdragon 600 APQ8064T 1.7GHz クアッドコアプロセッサを搭載し、ディスプレイには4.3インチQHD(960×540)、RAMは2GBで内蔵ストレージは8GB。

富士通が2013年8月にリリースした「らくらくスマートフォン2 F-08E」と似たようなスペックなのが特徴だ。

「スマート指紋センサー」を採用

法人の顧客からニーズが高いセキュリティ面では、指先のみでロックが解除できる「スマート指紋センサー」やパスワードを一括管理できるアプリ「パスワードマネージャー」を採用したことにより、簡単に高度なセキュリティを保つことができ、初めてスマートフォンを利用する法人の顧客でも安全に利用できるという。

メールと電話を想定しているので月額料金が安い

Xiパケ・ホーダイ for ビジネス

ドコモは「法人向けスマホ」をする顧客に向けて、法人のスマートフォン利用に最適なパケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイ for ビジネス」を提供する。

データ通信が月額2980円の定額で利用できるので、現在提供する「Xiパケ・ホーダイ ライト」と比較して、1955円安い料金で利用可能になる。

しかし、データ量が500MBを超えた場合、当月末まで通信速度が送受信時最大128Kbpsになってしまう。

ビジネス向けのスマホではメールと電話の利用がメインだと想定しているので、このような安さを実現できたようだ。