日経BPコンサルティングは「第2回全国LTE/4Gエリア調査」を実施し、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクのスマートフォンにおけるLTE/4G接続によるエリア化率、およびデータ通信速度などの実態を調べた。
全国約1,800か所にのぼる大規模調査
2013年3月以来2回目となる同調査の特徴は、全国大規模調査であること。今回は夏の行楽シーズンに向け、前回の調査場所1,000カ所に「ウォーターパーク・海水浴場、道の駅、高層ビル・タワーなども加えた1,793か所に増やしている。
実施期間は2013年6月26日~7月15日までで、測定対象はドコモ「Xperia A」、au「iPhone5」「HTC J One」、ソフトバンク「iPhone5」「AQUOS PHONE Xx」の5機種となっている。
エリア化率トップは前回に引き続き「ドコモ」
その結果、最もLTE/4Gでのエリア化率が高かったのはドコモ(Xperia A)の98.6%となり、au(HTC J One)も97.8%で僅差の2位となった。ソフトバンクのiPhone 5は、95.5%で3位に入っている。
さらに、LTE/4Gエリア化率の拡大率が最も高かったのはソフトバンクモバイル(AQUOS PHONE Xx)で、今回は約8割に拡大。いずれもAndroid端末の強さが目立っている。なお、auのiPhone 5を除いては、どの機種もLTE/4Gのエリアは拡大していた。
調査地点のカテゴリでみると、各地域の高層ビル・タワー・展望施設、ウォーターパーク・海水浴場で最もLTE/4Gが利用できるのはドコモ(Xperia A)だった。いずれも100.0%つながったが、PA/SA・道の駅で最もLTE/4Gを利用できたのはauのAndroid端末(HTC J One)だった。
通信速度でもAndroidが速い
データ通信のダウンロード速度が最も速かったのも、ドコモ(Xperia A)だ。LTE/4Gでの平均速度が前回の16.06Mbpsから今回25.00Mbpsとなり、他機種に比べ大幅に速度がアップしており、ドコモの112.5Mbpsサービスのエリア拡大が平均速度を押し上げたとみられている。
一方、アップロード速度が最も速かったのはauのHTC J Oneで、LTE/4G平均速度で10.20Mbpsを記録。前回に引き続き、auのAndroid端末はアップロード速度で10Mbps以上を出してのトップとなっている。