Twitterには「認証バッジ(公式マーク)」と呼ばれる青い印が付いているアカウントが存在します。著名人の偽アカウントが横行する中で、認証バッジが本物のアカウントの証となります。
認証バッジは個人・一般人でも申請可能ですが、信頼性・著名性が認められることや、取得基準を満たしていなければ認証バッジは付与されません。本記事では、ツイッターの認証バッジを申請する方法や、その基準などについて解説します。
Twitterの認証バッジ(公式マーク)とは?
まずはじめに、認証バッジ(公式マーク)の意味や取得基準について解説します。
信頼性・著名性のあるアカウント

Twitterに認証されたアカウントは、「認証バッジ」という青いマークが名前の横に付きます。Twitter界隈では一般的に「公式マーク」とも呼びます。
認証バッジは信頼性・著名性が認められたアカウントに付与され、主に政府機関、企業・ブランド・組織、報道機関・ジャーナリスト、エンターテインメント関連、スポーツ選手・チームなどが付与の対象です。
著名人の偽アカウントやなりすましアカウントが後を絶ちませんが、認証バッジが本物のアカウントである証となっています。
認証バッジを取得できる基準
前述したジャンルに該当しないアカウントでも、以下の「Twitterでのアクティビティ」および「Twitter以外での著名性」の条件のうち、いずれか1つずつ満たしている場合に認証バッジが付与される可能性があります。
- フォロワー数が、当該アカウントの地域におけるアクティブアカウントの上位0.05%以内に入る
- @ツイートやフォロワー数の増加率などTwitter独自の内部指標に基づいた当該アカウントに関する会話量が、そのアカウントの地域におけるアクティブアカウントの上位0.05%以内に入る
- Googleトレンドにおける、最近の検索アクティビティを根拠とした注目度
- Wikipediaの「人物の著名性の基準」に関する百科事典の基準を満たし、信頼できるWikipedia記事がある
- 応募日から6カ月以内に、新聞、雑誌、ニュース専門ネットワーク・放送局・番組(専門的職業または専門的知識に関連する専門的な出版物を含む)によって取り上げられたことを示す参考資料が3件以上ある
- 既知の支援活動に関連する公式ウェブサイトにおいて、指導的立場を示すものとして当該アカウントまたは当該アカウント所有者の名前が言及されている
上記はあくまでも基準の一部であり、基準を満たしていても認証バッジが付与されなかったり、付与までに時間がかかったりすることもあります。
Twitterにおける認証バッジの申請方法
認証バッジを申請する方法を紹介します。
基本的に申請は誰でも可能ですが、必ずしも認証バッジが付与されるわけではありません。上述したような信頼性・著名性や取得基準などを満たしている必要があります。



メニューから[設定とプライバシー]→[アカウント]→[認証リクエスト]と進みます。


[リクエストを開始]をタップし、自身のTwitterアカウントのカテゴリーを選択。以降は画面の案内に応じて項目を選択してください。
途中、企業のWebサイトやGoogleトレンド、自身が報道されたニュース記事などの外部サイトのURLを求められることもあります。
Twitterの認証バッジに関するよくある疑問と答え
Twitterの認証バッジについて、よく挙がる疑問とその答えについてまとめています。
個人・一般人でも申請できる?
個人・一般人でも申請できる場合もあります。
ただし前述の申請基準を満たしていなければ、そもそも申請できないこともあります。また、仮に申請できたとしても個人・一般人に認証バッジが付与される可能性は低いでしょう。
認証バッジの取得にフォロワー数は関係ある?
フォロワー数が多いからといって認証バッジが付与されるとは限りません。

フォロワー数がさほど多くなくても、認証バッジが付いているアカウントもある
「フォロワー数が当該アカウントの地域におけるアクティブアカウントの上位0.05%以内に入る」などの基準はありますが、フォロワー数が多いからといって認証バッジが保証されるわけではありません。
認証バッジが突然消えた?
2021年1月に実施された認証バッジのポリシー変更により、認証バッジが消えたアカウントがあるようです。
Last call! As part of our new verification policy, we’ll remove verification badges from inactive and incomplete accounts starting tomorrow, January 22.
We've reached out directly to those who need to take action to stay verified. For more info: https://t.co/pDI1YmZOM7 pic.twitter.com/J3Aj9H3X7x
— Twitter Support (@TwitterSupport) January 21, 2021
2021年1月に実施された認証バッジのポリシー変更の際、一部の認証バッジ付きアカウントに新たに認証を承認する通知がおこなわれました。
このとき、何らかの理由で認証を失敗した、あるいは認証していなかったアカウントから認証バッジが消失したようです。
公式マークの謎を説明すると…
私の場合なんですけど、
1ヶ月前から、認証システムが変わるのでチェックしてアカウント情報変えたりしなきゃいけなかったのを偽物の案内かな?と思って放置してたら外れてました!私の場合は完全に自分のせいです🥺❣️
— 指原 莉乃 (@345__chan) January 23, 2021
公式マークなくなった。笑
— 鈴木 啓太@AuB (@keita13suzuki) January 23, 2021