Twitterは2016年2月10日、タイムラインの仕様変更を発表しました。これまでタイムライントップに表示されていたのは最新ツイートでしたが、今後は原則としてTwitterのアルゴリズムによって選定された重要ツイートが新着順に表示されるようになります(2016年2月時点ではユーザー自身が設定で有効にする必要あり)。
この重要な新着ツイートをトップに表示する機能をオンにしていると、かなりスクロールしないと従来どおりのタイムラインにたどり着きません。自分にとって有用かどうか試してみる価値はあるものの、Twitterの使い方によってはストレスにしかならないかもしれません。
ここでは、純粋な新着順ではなくなってしまったタイムラインを元に戻し、トップに最新ツイートが表示されるようにする方法を説明します。
タイムラインの表示設定を変更する
今回の新機能導入にあたって、設定画面にタイムラインの表示設定が登場しています。
iPhoneアプリ:タイムライン表示設定
- プロフィールの歯車アイコンをタップし、[設定]を選択する。
- 設定変更するアカウントをタップする。
- [タイムラインの表示設定]をタップする。
- [重要な新着ツイートをトップに表示]でオン・オフを切り替える。
オンの状態。トグルボタンをタップすればオフにできる。
Androidアプリ:タイムライン順序設定
- メニューアイコン(縦3点)をタップし、[設定]を選択する。
- [タイムラインの表示順序]をタップする。
- [重要な新着ツイートをトップに表示]をタップしてオン・オフを切り替える。
オンの状態。項目をタップすればオフにできる。
twitter.com(PC版):タイムライン表示設定
- twitter.comでアカウントのアイコンをクリックし、[設定]を選択する。
- [ユーザー情報]>[コンテンツ]内の[タイムライン]で、[重要な新着ツイートをトップに表示]のチェックボックスをクリックし、オン・オフを切り替える。
タイムラインをリフレッシュ(更新)する
「重要な新着ツイート」は、Twitterでタイムラインを表示した直後にトップに表示されます。
しかし、常にトップが「重要な新着ツイート」で占拠されつづけるわけではありません。一度タイムラインをリフレッシュ(更新)すれば、そのセッション中は従来どおりトップに最新ツイートが表示表示されるされるようになるからです。Twitter公式アプリを起動したり、PC版Twitterを開いたりすると、最初は「重要な新着ツイート」が表示されますが、タイムラインを再読み込みしてしまえば純粋な逆時系列のタイムラインがトップに戻ってくるわけです。
「重要な新着ツイート」が気に入らなければタイムラインをリフレッシュするだけで済むため、まずはTwitterが提供しようとしているタイムラインの新しい価値を体験してみてもよいでしょう。前述の設定でオフにしてしまうのは、その後でも遅くはありません。