おすすめのポイント
- 気象庁予報ベースの詳細な天気データをチェックできる
- レーダーナウキャストの画像など視覚的な天気情報もしっかり表示
- 画像データを端末に貯め過ぎないよう、古いデータを自動削除する
- 最大6エリアまで登録し、必要なエリアの天気のみチェックできる
Androidアプリ レビュー
雨雲の動きなどが把握しにくい点など、テレビと比べるとスマホの天気予報アプリは物足りないと感じている人も少なくないだろう。この「ss天気予報 new!」は、一般的な天気予報に加え、気象庁ベースの解析雨量・降水短時間予報、レーダー・ナウキャスト、アメダスなどが表示できる高機能なものになっている。
視覚的な情報で詳細な天気予測も可能
「ss天気予報 new!」では、事前に任意のエリアを指定してその地域の天気情報を表示する。最大6カ所までエリアを登録できるため、自宅周辺以外に出張や旅行先、帰省先なども含めて天気をチェックすることが可能だ。
一般的な予報や概況などの情報や、本日の天気を時系列で表示するほか、アメダス、解析雨量・降水短時間予報、レーダー・ナウキャストといった視覚的な情報もチェックすることが可能だ。
「解析雨量」はレーダーとアメダスなどの降水量観測値から作成した降水量分布、「降水短時間予報」は今後6時間の1時間ごとの降水量分布の予測。レーダーナウキャストは、気象レーダーによる5分ごとの降水強度分布観測と、降水ナウキャストによる5分ごとの60分先までの降水強度分布予測を連続的に表示する。
「晴れ」や「曇り」と断定的な情報だけでは読み取れない情報も、天気画像を活用することで細かく把握できるようになる。
内蔵ストレージの圧迫を回避する仕組みも
ただし、これらの視覚情報(画像)をダウンロードし、データを蓄積することにより端末のデータ保存領域を圧迫する懸念が生じる(画像は関東や関西といった単位ごとに区切られるが、1地域あたり500KB程度)。
だが同アプリでは、24時間以前にダウンロードした画像を自動削除する機能を備え、いつまでも古い天気画像が端末に残り続けることはない。
また、天気に関する情報は自動更新に設定しておくことで、随時更新される。地震や警報といった急を要する通知は、アプリが起動していなくともプッシュ型で知らせられるようになっている。
5種類のサイズが用意されたウィジェットを使えば、ホーム画面から手軽に予報をチェックもできる。