ニュースアプリで"トリビア"を集める──。そんなことができるのでしょうか?
トリビアとは、雑学や豆知識などのこと。トリビアが起点となって会話が弾んだり、会話の微妙な間を埋めるのにトリビアを活用したりした経験は誰しもあるのではないでしょうか。
しかし、そのトリビアを能動的かつ継続的に集めるのは、なかなか骨が折れる作業です。たしかにトリビアは役に立つが、労力を割いてまで"勉強"するものでもない……そう考えている人は多そうです。筆者もそのうちの1人で、「勝手にトリビアが集まってきて、雑談力をアップさせられたらいいなぁ」と感じていました。
そこで今回、ソニーのスマートフォン「Xperia」にプリインストールされているニュースアプリ「ソーシャライフニュース」(Socialife News)の「マイキーワード」機能を使ってトリビアを集めてみることにしました。
※ソーシャライフニュースは、Xperia以外のAndroidスマートフォンでもインストール可能。
「ソーシャライフニュース」のマイキーワード機能で雑談力をアップ
「ソーシャライフニュース」は、美しいレイアウトと高速スクロール閲覧が特徴的なソニー製ニュースアプリ。数多くのニュースサイトから記事を購読できるだけでなく、RSSリーダーやTwitterとFacebookの閲覧・投稿クライアントとしても利用できます。
なかでも注目したいのは、指定したキーワードに基いて記事を収集するマイキーワード機能の存在です。
このマイキーワード機能を使えばトリビアを楽に集められそうな気がしたので、実際にキーワードをいくつか登録してみました。
「トリビア」などのキーワードを登録してみた結果
マイキーワード機能に登録したのは、次のようなキーワード群。トリビアに関する記事を抽出できそうな言葉を選んでみました。
- トリビア
- 雑学
- 豆知識
- 実は
- 要チェック
- うんちく
キーワードを登録すると、キーワードに合致する記事がすぐに「ヘッドライン」に届きます。ソーシャライフニュースのヘッドラインでは、ニュースサイト別に最新記事が一覧表示されますが、マイキーワードで集めた記事も同じ体裁でキーワードごとに表示されることになります。
結果、以下のようなトリビア関連記事を仕入れることができました。
- トリビア
- 雑学
- 豆知識
- 実は
- 要チェック
- うんちく
筆者の場合、トリビア関連キーワードで集めた記事をヘッドラインで眺めることで、日常的な情報源からは入手できないであろう雑談ネタと出会うことができました。もう少しキーワードを工夫すれば、まだまだ収集できそうな気もします。
マイキーワード機能を活用して、日頃の情報収集の中では見つけられないような知識と出会う"偶然"を演出すれば、日常の中に新たな気付きがあるかもしれません。
マイキーワードの登録方法
マイキーワードの登録方法は以下のとおりです。
- サインインする(Facebookアカウント/Sony Entertainment Networkアカウント)
- メニューの「マイキーワード」をタップ
- 好きな言葉を入力して、「OK」をタップ
- ヘッドラインにキーワードに基づくニュースが表示される
自分好みのニュースサイトを追加してみる
マイキーワード機能で記事を集めていると自分好みのサイトが出てくるはず。そんな時は「ニュースの追加」機能を使ってヘッドラインに追加できます。
追加方法は2パターンが用意されています。
- 記事概要の画面下部にあるボタンから追加する方法(記事を配信しているニュースサイトを直接追加できる)
- 「ニュースの追加」メニューから好きなニュースサイトを探して追加する方法
後者の「ニュースの追加」メニューから追加する場合は、一覧(Socialife で読めるニュースとブログ集、ランキング)およびカテゴリからニュースサイトを選択し、追加します。
追加すると、すぐにヘッドラインに表示されるようになります。
ちなみに、RSSフィードのURLを入力すれば、提携サイトではないニュースサイトやブログなども購読可能です。
まとめ:"意図した偶然"を楽しめるマイキーワード機能
いくつかのマイキーワードを登録し情報を集めていて最初に感じたメリットは、情報を探す手間を省けるという点でした。当然ですよね、キーワードに基いて記事を配信してくれるわけですから。
しかし、しばらくマイキーワード機能を使い続けた中で分かってきたのは、能動性と受動性の間で均衡しているような情報収集スタイルの面白さでした。
トリビアを集めたいと考え、「トリビア」や「豆知識」といったキーワードを選ぶのは能動性の表れですが、マイキーワード機能によって抽出・配信される記事を消化していくのは受動的な行為だと言えます。その絶妙なバランスの中で生じる"意図した偶然"を楽しめることが、マイキーワード機能の本質なのかもしれないと思ったのです。
ちょっと奥が深そうなマイキーワード機能、一度試してみてはいかがでしょうか?