総務省は26日、世界7カ国における電気通信サービスの価格差調査の結果を発表した。その中で、スマートフォンの利用料金で日本は3番目に高く、データ低利用(ライト)ユーザーに限っては最も高額であることが明らかになった。
利用者間で不公平感が強まる可能性も
調査は2012年12月末時点で、通信事情の発展している東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ストックホルム、ソウルの7都市を比較。1カ月間のスマホ利用料について、各都市の物価水準を反映しつつ円換算している。
一般ユーザー(1カ月あたり音声57分・メール430通[発信205通]・データ1.6GBの利用)の料金でみると、ドイツ(デュッセルドルフ)が最も高い9,085円で、次いで米国(ニューヨーク)の8,698円、日本の7,564円と続いた。
一方、データ利用量の少ないライトユーザー(1カ月あたり音声57分・メール430通[発信205通]・データ500MB)の場合は、ドイツと米国を逆転して、日本が7,564円で最も高額だった。
海外では通信料金体系に従量制が浸透しているものの、日本ではパケット定額プラン以外の選択肢が乏しく、ライトユーザーには不利な状況となっている。今後、シニア層などへのスマホ普及が進めば、不公平感を持つユーザーも多くなる可能性もありそうだ。
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