他人に勧めるのはiPhone、今後主流になるのはAndroid――iOS・Androidを両方使った人の実感調査

iPhoneとAndroid

ジャストシステム(Fastask)は、iPhoneAndroidスマートフォンの両方を利用した経験のあるユーザーを対象に、その実感についてアンケートした調査結果を発表した。

Androidメインユーザーの過半数がiPhoneを勧める

調査対象200名の内訳は、現在iOSをメインで利用している100名、現在Androidをメインで利用している53名、現在両方のタイプを同じ頻度で利用している47名。男女比は男性168名、女性32名だった。

ジャストシステム(Fastask)

まず、フィーチャーフォンを利用中の知人などから相談を受けた場合に、どちらのタイプのスマートフォンを勧めるか尋ねたところ、78.5%の人が「iOSを勧める」(「強く勧める」「どちらかといえば勧める」の合計)と回答。「Androidを勧める」とした人は21.5%(「強く勧める」「どちらかといえば勧める」)にとどまった。

これを現在利用中のスマホ別にみると、iOSをメインに利用している人の94.0%、Androidをメインに利用している人の54.8%が「iOSを勧める」と回答しており、Androidのメインユーザーでも過半数がiOSを推すという結果となっている。

「iOSを勧める」と回答した人の理由は、「使いやすい」が68.8%でトップ、次いで「操作感が心地よい」の65.0%、「アプリのストアが使いやすい」の40.8%の順になった。一方で、「Androidを勧める」と回答した人の理由は、 「使いやすい」(34.9%)、「コストパフォーマンスが高い」(30.2%)、「利用できるアプリが多い」(23.3%)だった(いずれも複数回答)。

今後のスマホの主流はAndroid

ジャストシステム(Fastask)

また、今後スマートフォンの主流となるのは、「iOS」と「Android」のどちらと考えるかの質問には、55.0%の人が「Android」と回答。「iOS」は39.0%にとどまった。

iOSをメインに利用している人の回答だけに目を向けると、「iOS」と答えた人が52.0%、「Android」と答えた人が42.0%となったが、iOSのメインユーザーでも4割以上が今後は「Android」が主流になると考えているようだ。

「Android」がスマートフォンの主流になると答えた人にその理由を尋ねると、「新規ユーザーが増えていると思うから」(48.2%)、「コストパフォーマンスが高くお買得だと思うから」(40.9%)、「革新的な技術が提供されると期待するから」(30.0%)の順だった(いずれも複数回答)。

現在は「iOS」が使いやすくてお勧めだが、様々なメーカーの端末に搭載されてユーザー数が増加し、将来的にはAndroidが主流になると考える人が多いようだと、調査では分析している。