LINEでは、「Yahoo! 防災速報」による災害情報をLINEトークにプッシュ配信する機能が提供されています。ユーザーは「LINEスマート通知」公式アカウントを友だち追加し、地域を登録することで地震や津波など最大9つの防災速報をLINEで受け取れます。
本記事では、LINEで防災速報を受け取るためのLINEスマート通知の設定方法を解説します。
LINEで地震情報など9つの防災速報が受け取れる
LINEの防災速報では、自宅、実家、勤務先など国内最大3地点を登録することが可能で、登録地点はいつでも変更できます。2023年4月25日現在、「避難情報」「地震情報」「津波予報」「気象警報」など下記9つの防災速報に対応しています。
- 避難情報
- 地震情報
- 津波予報
- 土砂災害
- 河川洪水
- 気象警報
- 大雨危険度
- 火山情報
- 国民保護情報
LINEで防災速報・災害情報を受け取るための設定方法
LINEで防災速報を受け取るには「LINEスマート通知」公式アカウントを友だち追加し、各種設定をおこなう必要があります。
「LINEスマート通知」公式アカウントを友だち追加する



受け取る防災情報の設定画面を開く



LINEスマート通知を友だち追加すると、メッセージが届きます。このトークルーム下部にある[スマート通知設定]をタップし、[防災速報]を選択します。
「防災速報の通知を受け取る」をオンにし、利用者情報の取り扱い(プライバシーポリシー)を確認したら[OK]をタップします。
地域や防災情報の種類を選択する



地域や受信する災害情報の種類を設定しましょう。地域は最大3カ所まで登録できます。地震情報は、震度設定(震度○以上で通知するなどの条件設定)もおこなえます。これらの設定は何度でも変更可能です。
設定が完了すると、LINEスマート通知とのトークにメッセージが届きます。
速報通知から詳細な情報も確認できる


LINEで防災速報が届くと、「Yahoo!天気・災害」に遷移して詳細な情報を確認できます。
各自治体の防災アカウントもおすすめ
自治体によっては、防災専用の公式LINEアカウントを開設している場合もあります。住んでいる自治体の防災情報をLINEで簡単に知ることができるのは、もしものときに非常に安心です。また住んでいる地域に加えて、実家や職場がある自治体の防災情報アカウントも友だち追加しておくとより便利です。


LINEアプリのホーム上部にある検索窓で自治体名または「◯◯市(自治体名) 防災」などと入力し、表示された自治体の公式アカウントを友だち追加します。 今回は福岡市の公式アカウントを例に解説します。



福岡市の公式アカウントの場合
[受信設定はこちら]をタップ。[許可する]を押して、設定トップの[防災・気象情報]を選択します。


配信カテゴリから通知してほしい情報を選択して[登録]をタップすれば設定完了です。災害時に自治体の災害情報や避難情報が通知されます。
自治体によって設定方法は異なるので、各自治体のLINE公式アカウントで案内された受信設定をおこなってください。