2026年2月現在、楽天モバイルではiPhone 16(128GB)を月額「500円」で入手できるキャンペーンを開催しています。ただ、あまりの安さに「裏があるのでは?」と不安になるのも無理はありません。
本記事では、この月額500円のカラクリと見落としがちな適用条件の“落とし穴”を徹底解説。失敗せずに月額500円でiPhone 16を使うための方法を紹介します。
iPhone 16「月額500円」の正体は“2年レンタル”によるもの
まず、この「月額500円」の正体をハッキリさせましょう。これは「月額500円でiPhone 16が自分のものになる」という話ではありません。
正確には、「2年間、月額500円(総額1万2000円)でiPhone 16をレンタルする権利」を買うようなもの。もっと噛み砕くと、「2年後に返すことを条件に安くiPhoneを使えるサブスク」とイメージするといいかもしれません。
この安さの秘密は、48回払いの「買い替え超トクプログラム」にあります。支払いを前半24回・後半24回に分けてイメージしてください。
- 1カ月目〜24カ月目:月2952円→500円(キャンペーン適用により)
- 25カ月目〜48カ月目:月5404円→0円(端末の返却により)
通常、月額2952円かかる「前半2年間(1〜24回目)」の支払いが、今回のキャンペーン(超おトク!「Rakuten最強プラン契約&iPhone買い替え超トクプログラム利用」特価キャンペーン)により月額500円に。そして2年後に端末を返却すれば、「後半2年間(25〜48回目)」の支払いは全額免除されます。
つまり「前半2年間だけを格安で使って支払い価格が上がる前に返却する」ことで、月額500円を実現しているのです。
申し込み前に確認、見落としがちな「適用条件の落とし穴」
iPhone 16を月額500円で使うにあたって、絶対にクリアしなければならない6つの条件を解説します。
特に2025年11月28日にキャンペーンの規約が改変され、対象者がかなり限定されてしまいました。申し込み画面で慌てないよう、事前に確認しておきましょう。
条件1:他社から楽天モバイルに乗り換えること(MNP限定)
2025年11月28日以降、キャンペーンの適用条件が最も厳しくなったのがこの部分です。
キャンペーンの対象者は「現在他社で使っている電話番号を、そのまま楽天モバイルに引き継ぐ(MNP転入)」する人だけです。「新しく電話番号を作りたい」という人は、残念ながら対象外となります。
| 1円キャンペーンの適用 | |
|---|---|
| 他社から番号そのままで乗り換え(MNP) | ◯ |
| 楽天モバイルで新しい電話番号を発行する(新規契約) | ✕ |
| MVNO版の楽天モバイル(ドコモ/au回線)からのプラン変更 | ✕ |
「子どもの初めてのスマホとしてiPhone 16eを持たせたい」「仕事用のサブ機として番号を作りつつiPhone 16eを購入したい」といったケースはいずれも新規契約に該当するので、1円キャンペーンは適用できないのが現状です。
条件2:楽天モバイル解約履歴が3回以下であること
2025年11月28日、キャンペーン特設ページに以下のルールが追記されました。
おひとり様につき1点まで適用。申込時点で3回線以上解約の方は対象外、申込後キャンセルとなりますのであらかじめご了承ください。
楽天モバイルのサービス開始(2020年4月)から現在までの約5年半の間に、「契約→解約」を3回以上繰り返している人は、問答無用で今回の1円キャンペーンから排除されるということです。
たとえば下図のように、過去に楽天モバイルを3回解約し、今回が4回目の楽天モバイル契約になる場合は、キャンペーンの対象外です。
転売目的の購入が排除されたことで、一般ユーザーにとっては在庫が確保しやすくなったともいえます。ただ注意したいのが、純粋な「解約」以外のアクションもカウント対象に含まれる点です。
規約には「回線譲渡や申込後キャンセル等の事由に関わらず」と明記されています。つまり、以下の行為もすべて「1アウト」としてカウントされます。
- MNP転出:楽天モバイルから他社へ乗り換えた場合
- 回線譲渡:家族などに名義変更して手放した場合
- 申込後のキャンセル:開通前にキャンセルした場合
特に注意したいのが「申込後のキャンセル」です。悪意がなくても、「色を間違えた」「プランを間違えた」などの理由でキャンセルを繰り返していた場合、それが累積して「3回」に達してしまえば、今回の特価キャンペーンには参加できません。
システムは容赦なく「回数」だけで判断するため、このようなユーザーにとっては非常に厳しい条件といえます。
条件3:利用者本人が「18歳以上」であること
このキャンペーンを利用するには、「18歳以上」であることが必須条件です。
「買い替え超トクプログラム」は4年間にわたる長期の分割払い契約となるため、民法の規定などにより、18歳未満の未成年者は契約者本人になることができません。
- 18歳以上(18歳を含む): 申し込み可能
- 18歳未満(17歳以下): 申し込み不可
「以上」という言葉は、その数字を含んでそれよりも上という意味なので、18歳の誕生日を迎えた時点から対象になります。
とはいえ、17歳や16歳などの未成年者でもあきらめる必要はありません。「保護者の名義で契約してもらい端末は子どもが使う」という形をとれば、問題なくキャンペーンを利用できます。18歳未満の場合は無理に自分で申し込もうとせず、必ず保護者にお願いして代理で契約してもらいましょう。
条件4:「本人名義の楽天カード」で支払うこと
本キャンペーンは、「買い替え超トクプログラム」の利用を前提に設計されています。
買い替え超トクプログラムは、楽天カード会員限定で提供されている割引サービスです。楽天カードを持っていない人は利用できません。
楽天カード、楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカード、楽天ANAマイレージクラブカード、楽天PINKカード、楽天銀行カード、楽天カード アカデミー、アルペングループ 楽天カード、各カードの家族カード
楽天カードであれば、種類は問いません。楽天モバイルに問い合わせたところ、本人名義なら「家族カード」も対象とのこと。楽天カードの「家族カード」は、18歳以上で本会員と生計をともにする家族なら無料で発行できます。
本会員の信用情報に基づいて審査がおこなわれるため、比較的スムーズに発行できるケースが多いです。身近に楽天カードのユーザーがいる人は、家族カードの新規発行も検討してみるとよいでしょう。
条件5:iPhone 16の「128GB」を選択すること(256GBや512GBは対象外)
月額500円の対象は126GBだけ
「せっかくだから容量が大きいで」というわけにはいきません。本キャンペーンで「月額500円」という特価が適用されるのは、iPhone 16の中でも容量が最も小さい「128GBモデル」だけです。
256GB以上のモデルを選んだ場合、キャンペーンは適用されません。
条件6:1人あたりの購入台数が制限回数以内であること
転売対策のため、購入台数にも厳しい制限があります。
- 本キャンペーンの適用:ひとり1回(1台)限り
- iPhone 16の購入上限:ひとり2台まで
たとえば、「家族全員分を自分の名義でまとめて契約して割引適用にしよう」ということはできません。2台目以降を契約したい場合は、別の家族(配偶者など)の楽天IDと楽天カードを用意して、それぞれ個別に申し込む必要があります。
月額500円では済まない? その他に発生するコスト
「月額500円以外は1円も払わなくていいの?」と尋ねられたら、厳密にはNOです。契約時には見えにくい3つの「隠れコスト」が存在します。
注意点1:iPhone 16の返却時に「3300円」の手数料がかかる
まず最初に知っておくべきは、買い替え超トクプログラムの事務手数料についてです。
買い替え超トクプログラムを利用して2年後に端末を返却し、残りの支払いを免除してもらうためには、事務手数料として「3300円」がかかります。つまり、厳密なトータルコストは「1万2000円(端末代)+3300円(手数料)=1万5300円」となります。
それでも破格の安さには変わりませんが、完全に「月額500円(総額1万2000円)だけ」でiPhone 16を入手することはできません。この3300円は、プログラムを利用するための「必要経費」として最初から計算に入れておきましょう。
注意点2:返却時に画面が割れていると「2万2000円」のペナルティが発生
買い替え超トクプログラムは、あくまで「2年後に綺麗な状態で返すこと」を条件に、激安でレンタルさせてくれている仕組みです。
もし返却したiPhone 16が以下のような状態だった場合、故障費用として2万2000円(不課税)を追加で支払わなければなりません。
- 画面が割れている
- 電源が入らない
- 水没している
- 本体が大きく歪んでいる
また、盗難・紛失した場合はその時点で「買い替え超トクプログラム」は強制解約となり、免除されるはずだった残りの端末代金を一括で支払わなければなりません。
月額500円で使うつもりが、最終的に大金を払うことになっては本末転倒です。端末をそのままの状態で返す自信がない人は、申し込み時に月額制の保証サービス(AppleCare+等)に入っておくのも手です。別途の月額費用がかかりますが、万が一故障したり紛失したりしても数千円の負担で済みます。
注意点3:2年後に返却しないとトータルコストは定価近くになる
最後の注意点は、「返却しなかった場合」のリスクです。買い替え超トクプログラムに加入したからといって、必ずしも返却しなければならないというわけではありません。
愛着がわいた場合は「返却しない」という選択も可能です。しかしその場合、免除されるはずだった後半の支払いをおこなわなければなりません。最終的なトータルコストは1万2000円(月額500円×24カ月)ではなくなります。
むしろ、キャンペーン適用した場合の後半24回分の支払い金額は高く設定されているので注意が必要です。後半の24カ月間の支払いは月額5404円に跳ね上がるので、最終的に合計約12万9696円が発生します。
前半の1万2000円(月額500円×24カ月)と合わせると14万1696円となり、結局は定価(14万1700円)で購入するのとほぼ変わらない金額になってしまうのです。
このキャンペーンの真髄は「後半24回分の支払い免除」にあります。よほどの事情がない限りは、「2年で返却して次の新しいiPhoneに乗り換える」ことを推奨します。
実際にiPhone 16を「月額500円」で利用する手順(申し込みから返却まで)
ここからは、実際に楽天モバイルの超おトク!「Rakuten最強プラン契約&iPhone買い替え超トクプログラム利用」特価キャンペーンを利用して、iPhone 16を500円で入手する手順を紹介します。
iPhone 16の購入ページにアクセス
iPhone 16の購入ページにアクセス
「iPhone 16を購入する」ボタンをタップ
iPhone 16の特設ページにアクセスしたら、画面を下にスクロールして[購入する]ボタンをタップします。
本キャンペーンの適用にあたって特設ページの経由やエントリーなどの作業は必要ありません。基本的にはどのページから申し込みを開始してもOKです。ただし、今回の「超おトク!「Rakuten最強プラン契約&iPhone買い替え超トクプログラム利用」特価キャンペーン」は、他のキャンペーンとは併用できない独立したキャンペーンです。
もし他のキャンペーンページを経由して申し込みボタンを押してしまうと、意図せず「他のキャンペーン(ポイント還元など)」のほうが優先されてしまい、肝心の「月額500円」が適用されないまま契約完了してしまう恐れがあります。他のキャンペーンページから申し込むのではなく、iPhone 16の特設ページからシンプルに手続きを進めてください。
【重要】128GBを選択し、48回払いに設定する
「128GB」→「48回払い」の順にタップ
「カートに追加する」にタップ
iPhone 16eの購入画面が表示されたら、メモリ(ストレージ容量)は「128GB」を選びましょう。前述した通り、実質24円が適用されるのは128GBだけです。他のメモリを選択しないように注意してください。
続いて、支払い支払い回数の選択画面が表示されます。「買い替え超トクプログラムで購入(48回払い)」を選択して[カートに入れる]をタップしてください。一括払いや24回払いでは月額500円は適用されません。必ず「買い替え超トクプログラムで購入(48回払い)」を選びましょう。
「プラン選択へ進む」をタップ
製品保証の加入を選ぶ
「続けてプラン選択へ進む」をタップ
月額制の製品保証サービスに入るか否かを選択できます。前述した故障費用を払いたくないという人は、各種保証サービスに入っておくのも手です。各種保証サービスは申し込み後に追加で加入することができません。この画面限定で申し込み可能な仕組みなので、加入するか否かはよく考えてから決断してください。
製品保証サービスの加入有無を選択したら、[続けてプランを選択する]に進みましょう。[この内容で申し込みに進む]を選んだ場合はキャンペーンは適用されません。必ずプラン選択画面に進んでください。
プランを選択する
「Rakuten最強プラン」もしくは「Rakuten最強U-NEXT」を選択
画面を下にスクロールすると、プランの選択画面が表示されます。デフォルトで「Rakuten最強プラン」もしくは「Rakuten最強U-NEXT」が表示されるはずなので、どちらかを選択して[プランを申し込む]ボタンをタップします。
月額500円を適用するにあたっては、どちらのプランを選択してもOKです。
オプションやSIMタイプを選択する
加入したいオプションにチェックを入れつつ画面をスクロール
「この内容で申し込みに進む」をタップ
画面を下にスクロールしつつ、必要に応じて通話や保証などのオプションを選択しましょう。オプションは申し込み後の追加・解約も可能です。
ここで注意したいのがデフォルトで「15分かけ放題」オプションに加入する設定になっていること。必要ないなら、「加入しない」に切り替えてください。
本人確認を済ませる
「一致していることを確認しました」にチェックを入れる
「契約者情報と本人確認書類の情報が一致していることを確認しました」にチェックを入れたら、本人確認をおこないます。以下4つの方法から本人確認の方法を選んでチェックを入れてください。
- 楽天グループに提出済の書類で確認する:楽天証券もしくは楽天生命のユーザーのみ利用可能。すでに提出済みの本人確認書類が使用される
- 書類画像をアップロードで確認:本人確認書類を撮影し、アップロードする
- AIかんたん本人確認(eKYC):本人確認書類と自身の顔を同時に撮影。eSIM対応スマホでeSIMを申し込んだ場合、最短5分で回線の開通が可能
- 受け取り時に自宅で確認:SIMカードの受け取り時に配達員に本人確認書類を提示する(eSIMを選択した場合、後日スタートガイドが配達された際に提示)
イラストで詳しくチェック
(※)補助書類として、発行から3カ月以内の公共料金の請求書・領収書(電気・ガス・水道)、住民票、届出避難場所証明書のいずれかが必要
本人確認方法を選択
本人確認方を選択したら、[次へ進む]をタップします。
【重要】他社から乗り換えを選択する
「他社から電話番号そのままで乗り換え」を選択
引き継ぎたい電話番号を入力
電話番号の選択画面が表示されたら、迷わず「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選択してください。
繰り返しになりますが、「新規契約(=電話番号を新規取得)」ではキャンペーンは適用されません。必ずMNPを選択しましょう。この時点でキャンペーンの適用が確定するので、画面下部の「申込み内容」項目にある金額が切り替わります。
支払い方法を「楽天カード」に指定する
支払い方法を楽天カードに指定する
「プランのお支払い」項目に楽天会員情報に登録中の支払い方法が反映されます。ここでは必ず楽天カードを選択してください。
楽天カード以外の支払い方法を選択した場合は「買い替え超トクプログラム」およびキャンペーンは適用されません。
キャンペーン適用を確認する
「申し込む」ボタンをタップ
楽天ポイント使用の有無を選択したら、[申し込む]をタップします。
画面をスクロール
「24回目まで500円」が適用されているか確認
続く画面を一番下までスクロールして、キャンペーン適用後の価格(24回目まで500円/月)が表示されているか確認してください。
ここで「24回目まで500円/月」が表示されていない場合は、キャンペーンが正しく適用されていない可能性があります。もう一度、特設ページにアクセスして、最初から手続きをやり直してみてください。
iPhone 16を受け取り、MNPの手続きを完了させる
審査完了後、問題なければ数日後にiPhone 16(128GB)やスタートガイドが届きます。
届いた製品に問題がないことを確認したら、スタートガイドに記載してある手順や注意事項をよく読み、初期設定やMNP転入手続き・楽天回線の開通手続きをおこないましょう。
製品の着荷が確認されると、プログラム開始のメールが届く
なお、買い替え超トクプログラムに関する案内書類は同封されていませんでした。
代わりに製品の着荷が確認されると楽天モバイルから「買い替え超トクプログラムご利用開始のお知らせ」というメールが届くのでよく確認しておきましょう。
25カ月目になったら端末を返却する
メニューボタンをタップ
「製品情報」に進む
端末の返却期間の確認や返却手続きは、my 楽天モバイルで確認が可能です。my 楽天モバイルにアクセス・ログインしたら右上のメニューボタンをタップして「製品情報」に進みます。
「製品の詳細・保証のお手続き」に進む
「各種手続き」をタップ
[製品の詳細・保証のお手続き]→[各種手続き]の順にタップします。
返却期間を確認できる
「新しい製品に乗り換え」をタップ
[新しい製品に乗り換え]や[プログラムの解約]をタップすると、いつから返却できるか確認できます。
再び「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用して端末を購入したい場合は、my 楽天モバイルで機種変更の手続きをおこない、新製品が届いてから20日以内に端末を返却しましょう。