ポケモンGOを遊んでいるポケモントレーナーのプレイスタイルに、大きな変更が加えられる日が間近に迫っているのかもしれません。
2016年8月9日、「ポケモンGO」アプリ(Android/iOS)がアップデートされました(アプリ内バージョン0.33.0)。公式のアップデート情報で「近くのポケモンを探すための機能を一部のユーザー向けにテストしています。期間中一部画面の表示が変わる可能性がありますのでご了承ください」と案内していますが、実際に一部のユーザー向けに「近くにいるポケモン」機能のテストが実施されていることが分かりました。
【ポケモンGO】アップデートでニックネームの変更が一度だけ可能に、iOS版はバッテリーセーバー復活
※以下の情報は暫定的なものです。一部プレイヤー向けにテストされている機能であるため、このまま正式リリースされるとは限らない点に注意してください。
米国の一部ユーザーが海外掲示板にアップロードした画像や証言によれば、現在の「かくれているポケモン」(旧「近くにいるポケモン」)の機能が向上するテストがおこなわれています。具体的には、「近くにいるポケモン」と「かくれているポケモン」が同時に表示されるようになるとともに、「近くにいるポケモン」の位置をマップ上に表示できるようになっています。
左:NEARBY(近くにいるポケモン)とSIGHTINGS(かくれているポケモン)が上下に並んで表示される右:近くにいるポケモンの位置を特定できる
左:近くにいるポケモンの位置がマップに表示される右:追跡していた野生ポケモンが逃げてしまったら教えてくれる
テスト中の仕組みは、「近くにいるポケモン」の中からポケモンを選んでタップし、さらに「VIEW」をタップすると、その野生ポケモンの位置がマップ上で特定できるというもの。現在廃止されている「足あと」は自身とポケモンとの間のおおよその距離を掴める機能でしたが、現在テストされている機能はポケモンの位置を正確に表示するものとなっています。
Image:Imgur
また、テスト中の「近くにいるポケモン」は、特定のポケストップでルアーモジュールを使用した時に登場する野生ポケモンであると推測されます。近くのポケストップと紐付けられており、マップ上でもポケストップの地点に存在しているかのように表示されるためです。他方、「かくれているポケモン」は、プレイヤーとの距離がかなり近く、ポケストップではない場所に自然に発生するタイプの野生ポケモンだと思われます。
このテスト中の新機能が正式にリリースされた場合、近くのどのポケモンストップに目当てのポケモンが出現しているのかが分かるようになるため、トレーナーに現地まで足を運ばせる強い動機付けになります。ポケモンGOの遊び方に大きな影響が出てきそうです。