Samsungは28日、2011年第3四半期の決算を発表した。スマートフォン事業は四半期ベースで過去最高の業績をあげ、スマホのシェアでApple(iPhone)を逆転し、首位となった。
Samsungの発表によると、2011年第3四半期は、ハイエンドモデルであるGalaxy S2が世界的ヒットになったこと、および新興国市場を中心に普及型モデルのGalaxy Ace、Galaxy minのi販売が拡大により、前期比40%以上、前年同期比約300%と爆発的に成長した。
通信部門全体では、売上高は14.90兆ウォン(10,200億円)、営業利益は、2.52兆ウォン(1,700億円)の営業利益率16.9%を記録して二桁の利益率を継続した。
また、Strategy Analyticsが発表したところによると、世界のスマートフォン出荷台数は同四半期に1.17億台に達した。Samsungは2,800万台を出荷し、Appleを抜いて世界トップシェアベンダーとなった。ただし、Appleの販売台数が伸び悩んだのは、期中を通して「iPhone5が発売されるのでは」という噂と、その後発表されたiPhone4Sの販売を前に買い控えがあった影響もあったと推測されている。