Samsung、日本でもiPhone 4Sの販売差し止めを求める仮処分申請

Samsung、日本でもiPhone4Sの販売差し止めを求める仮処分申請

Samsungは、日本の東京地方裁判所およびオーストラリアのニューサウスウェールズ州地方裁判所に対し、 iPhone 4Sの販売差し止めを求める仮処分申請を行った。東京地裁にはiPad 2の販売差し止めについても同時に申請されている。

同様の申請は、10月5日にフランスおよびイタリアでも起こされており、世界各国へ広まる動きを見せている。

これは、今年4月に、AppleがSamsungのGalaxyシリーズの端末がアップル製品に酷似しているとして、米国で訴訟を起こして以降、世界各国で両社がお互いを訴えあっており、この流れによるものと思われる。

しかし、iPhone4S発表前に起こされたiPhone4およびiPad2の販売差し止め要求については、10月14日にオランダのハーグ裁判所が、Samsung によるオランダ国内における iPhone と iPad の販売差し止め命令を要求する訴えを退けており、ドイツ、オランダ、オーストラリアに続きSamsung側が4連敗を喫している。