NTTドコモは2日、2012年3月期の第2四半期決算を発表した。
ドコモ発表によると、半期の連結営業収益は2兆1130億円 (前年同期比 -1.2%)、連結営業利益は5,085億円 (前年同期比 -4.3%)となっている。
故障修理制度の見直しによる引当金による影響で減収減益となったが、実質は前年同期比で増収増益だったとしている。
第2四半期の契約あたり月間収入(ARPU)は、4970円と前年同期比4.4%減少も、スマホの利用増でARPUは2690円と5.9%増となった。
また、併せて3月期の業績予想を上方修正し、営業収益は当初計画より100億円増の4兆2,400億円、営業利益200億円増の8,700億円とした。スマートフォンの販売台数が850万台と当初計画より250万台増となり、ARPUも予想より伸びることで増額予想となった。
さらに、中期計画として、2015年度末までに次世代通信サービスXi(クロッシィ)を3000万件契約、スマートフォン契約を4000万件に増やすことを目標にすると発表した。