ドコモは18日、音声通話対応の次世代通信LTEサービス「Xi(クロッシィ)」向けの新料金サービス「Xiトーク24」について発表した。月額1,480円で、ドコモ同士の国内音声通話が24時間無料になるもので、Xi対応スマートフォンのリリースが始まる11月よりサービスを開始する。ドコモとしては初の通話定額サービスになる。
音声通話に対応したXi向けの料金には、基本使用料月額780円の「タイプXiにねん」と同1,560円の「タイプXi」が用意される。「Xiトーク24」では、この「タイプXiにねん」に加えてドコモ同士の国内通話定額サービス「Xiカケ・ホーダイ」(定額料:月額700円)を申し込むことにより、実質月額1,480円でドコモユーザーへの国内通話がいつでも無料で利用できるという料金体系だ。
また、Xiスマートフォン向けの新パケット定額サービスでは、月額定額の「Xiパケ・ホーダイ フラット」、利用状況に応じて2段階型定額の「Xiパケ・ホーダイ ダブル」も提供する。テザリングも定額料金内で可能。2012年4月30日まで行われる「Xiスタートキャンペーン」の期間中は、「Xiパケ・ホーダイ フラット」は月額4,410円、「Xiパケ・ホーダイ ダブル」は月額2,100円~4,935円で利用できる。
キャンペーン期間中の「Xiパケ・ホーダイ フラット」の料金は、ソフトバンクのiPhoneと並ぶ4,410円だが、追加料金無しでXiネットワークを利用できるうえ、テザリングまでできる。また、auのWiMAXテザリングを利用した時の5,460円+525円よりも約1,500円ほど安くなっており、他社に価格面での優位性を見せ付けた格好だ。