ドコモは16日、主にNFCサービスのインフラ整備を目的として、株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(以下TMN)に出資を行った。
ドコモの発表によると、TMNが予定している第三者割当増資に対し、発行済株式総数の20%にあたる3億2,250万円の出資を行う。
出資の目的は、2012年度冬に予定しているISO/IEC14443 Type A/Type Bへの対応に向けて基盤整備を行い、FeliCaも含めた全てのNFC規格に準拠するシンクライアント型リーダライタの設置を推進することだという。TMNはシンクライアント型リーダライタを提供する。
さらに、決済などに必要なアプリケーションやセキュリティ機能をTMNセンタに集約することで、リーダライタの設置加盟店が、従来のリーダライタより安価に設置できるようにして、早期の普及拡大を目指す。