GoogleがGoogle Musicを正式発表―ストア機能、フリーのクラウドストレージ、共有、アーティストページ機能を搭載

Googleは16日、ロサンゼルスで開催しているイベントにてGoogle Musicを正式に発表した。

Googleの発表によると、Google Musicの主要機能は、ストア機能、フリーのクラウドストレージ、共有機能、アーティストページといったものになるようだ。
以下に簡単に機能をまとめた。

Google Music 機能まとめ

MP3ストア

  • Android Marketにミュージックストア機能が統合される
  • データは320kbpsのMP3ファイルとしてクラウド上に保存
  • 90秒のプレビューが可能
  • Androidの2.2以上が必要
  • 当初の参加レーベルはユニバーサル、EMI、ソニーに加えて多数の独立系レーベル
  • 当初提供されるのは800万曲、近日中に1300万曲になる予定

フリークラウドストレージ

  • 上限2万曲分のクラウドストレージを提供
  • 既に提供しているMusic Betaから引継ぎ
  • 利用無料

曲の共有・レコメンド

  • 購入した曲やアルバムを友人と共有可能
  • 共有された曲は無料で再生可能
  • Google+の友人には推薦する曲がストリーム上に表示される

アーティストハブ

  • 誰でもGoogle Musicで曲を配信可能。価格設定も自由
  • 誰でもアーティストページを作成可能
  • アーティストページの作成費用は25ドル
  • 曲の販売によってGoogleが得るマージンは30%

その他、Google Musicで独占配信される曲があることや、キャリアとしてT-Mobileを利用しているユーザーに独占配信される曲があることなどが発表された。