Instagramのムービー編集アプリ「Edits」がリリース 最長10分の動画編集が可能

編集動画にウォーターマークは表示されない
Instagramのムービー編集アプリ「Edits」がリリース 最長10分の動画編集が可能

Instagramは、ショートムービー編集アプリ「Edits」の提供を開始しました。

Editsは、Instagramによる完全無料のショートムービー編集アプリ。2025年1月に発表され、3月リリース予定となっていましたが、やや遅れての提供開始となった形です。同種のショートムービー編集アプリとしては、TikTokの「CapCut」などがすでに提供されています。CapCutも無料で利用可能ですが、無料ユーザーは一定回数を超えると透かし(ウォーターマーク)が表示される仕様となっており、ウォーターマークなしの動画を作成するには有料版の「CapCut Pro」に登録する必要があります。

一方で、Editsには現時点で有料プランなどは用意されておらず、完全無料で透かしなしの動画編集が可能です。Editsで編集した動画は、InstagramやFacebookに直接シェアできるだけでなく、端末のカメラロールにも保存されるため、TikTokなど他のプラットフォームにも投稿できます。

Edits

利用にはInstagramアカウントが必要

Edits

解像度やフレームレート、色を設定できる

Edits

多彩な編集にも対応

Editsを利用するには、Instagramアカウントが必要です。アプリ起動後にログインに利用するInstagramアカウントを選択すれば、アプリの利用を開始できます。編集する動画は、カメラロールに保存した動画だけでなく、Editsアプリ上から撮影したものにも対応します。撮影動画は、解像度やフレームレート、色をそれぞれ設定できます。動画の編集画面では、音源やテキスト、キャプション、効果音など多彩な要素を盛り込むことも可能です。

Edits

アイデアを付箋に書いておける

Edits

気になる動画も付箋をつけて保存できる

Editsアプリには、動画編集だけでなく浮かんだアイデアを付箋で書き留めておく機能も搭載されています。動画制作中や撮影中にふと思いついたことを、すぐに付箋に保存できます。また、他のユーザーが作成した動画にも付箋がつけられるので、参考にしたい内容などがあったときに付箋をつけてお気に入りに保存しておけば、動画制作の段階でいつでも振り返って動画を見られます。

Edits

リールのインサイトもEditsアプリで確認可能

そのほか、Editsアプリ上で自身の投稿したリール動画の閲覧数やコメント数、シェア数といったデータも確認可能です。フォロワーやInstagramユーザーがどのような反応を示しているかを数字として把握することで、次回の動画制作の方針を決める際などに活用できるでしょう。

アプリ「Edits」をダウンロード
EDITED BY
TOKIWA