Instagram、ショートムービー編集アプリ「Edits」を発表 25年3月リリース予定

まずはiOS版がリリース予定
Instagram、ショートムービー編集アプリ「Edits」を発表 25年3月リリース予定

Instagramは2025年1月20日(米国時間)、新たな動画編集アプリ「Edits」を発表しました。

Editsアプリは、スマホでショートムービーを作成する人向けの無料アプリとして設計されています。ショートムービーの編集アプリでは、TikTokが「CapCut」アプリをすでに提供しており、ショートムービープラットフォーマー発の動画編集アプリとして対抗する形となります。

Edits

Editsアプリでは、下書きを含めて作成した動画を一箇所で管理可能です。また、作成した動画はウォーターマークなしでエクスポートでき、Instagramだけでなくあらゆるプラットフォームで共有できます。また、AIアニメーションやグリーンスクリーン、ビデオオーバーレイといった編集ツールも用意し、あらゆるタイプの動画作成に対応します。

そのほか、Editsアプリ内のダッシュボードでは、Instagramのリールのパフォーマンスを確認できます。自身のアップしたリールにおけるフォロワーと非フォロワーのエンゲージメントの内訳や、動画のスキップ率などが把握可能で、次に作成するコンテンツの方針決定に役立てられます。

Edits

App Storeでのリリース予定日は3月13日となっている

なおEditsアプリは、まずApp Storeでの予約受付が開始されています。Instagram責任者のAdam Mosseri氏は、Editsアプリのダウンロードは2月以降になるとしており、App Storeの記載では2025年3月13日リリース予定となっています。Android版アプリについては近日中にリリース予定です。

米国では、2025年1月19日にTikTokの使用を事実上禁止する法律が施行。2025年1月20日にトランプ大統領が当該法律の施行を75日間猶予する大統領令に署名するまで、一時的にTikTokやCapCutなどの関連サービスもサービスが停止されていました。InstagramによるこのタイミングでのCapCut対抗アプリの発表は、米国内でのTikTok関連サービスの安定性が揺らぐ中で、代替アプリを探すユーザーを獲得する狙いも窺えます。

アプリ「Edits」をダウンロード
EDITED BY
TOKIWA