楽天カード、海外取引等のポイント還元率を1%→0.5%に引き下げ チャージ時に還元対象外の決済サービスも拡大

海外事務手数料は3.63%にアップ
楽天カード、海外取引等のポイント還元率を1%→0.5%に引き下げ 3月1日から

楽天カードは2024年12月17日、海外取引等におけるポイント還元率を1%から0.5%に引き下げると発表しました。そのほか、カード利用獲得ポイントの還元率が異なる利用先の追加や、各種手数料の変更も実施されます。

楽天カードではこれまで、海外取引等で1%(100円につき1ポイント)のポイントが還元されていました。2025年3月1日利用分からは、国際ブランドがVISAとMastercardの楽天カードを対象に、海外取引等におけるポイント還元率が0.5%に引き下げられます。

楽天カード 海外取引等

ポイント還元率引き下げの対象となる海外事業者

還元率引き下げの対象となるのは、海外での取引と、海外事業者が日本国内でおこなうインターネット上の取引です。Uber EatsやSHEIN、Temu、Googleといった大手ECサイトやオンラインサービスも含まれます。なお、VISAとMastercard以外の国際ブランドでの海外取引等のポイント還元率に変更はありません。

また、カード利用獲得ポイントの還元率が異なる利用先が複数追加されます。一部の小売電気事業者やガス小売事業者の利用料金の支払いが500円利用につき1ポイント還元となり、B/43やANA Pay、JAL Pay、TOYOTA WALLET、MIXI M、バンドルカードなどの決済サービスによるチャージ分が還元なしとなります。

楽天カードに関する各種手数料にも内容の変更があります。まずは海外事務手数料が2025年3月1日以降、2.20%(税込)から3.63%(税込)に。さらに、回収事務手数料とカードの作り直し手数料も新たに設けられます。

楽天カード 回収事務手数料

回収事務手数料は、支払月の翌々月の支払日に請求される

回収事務手数料は、支払日までに返済しなかった際に発生する手数料。料金は275円(税込)で、2025年2月支払い日から適用されます。支払日までに返済ができなかった場合は、支払月の翌々月の支払日に回収事務手数料が請求されます。

カードの作り直し手数料は、紛失・盗難・破損等によるカードの作り直しが対象となります。2025年4月1日受付分からの適用で、1回の作り直しで1100円(税込)が発生します。ただし、楽天ブラックカード・楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカードの作り直しや、改姓・改名による作り直し、カード有効期限満了に伴う更新は手数料の対象外です。

EDITED BY
TOKIWA