PayPayは2024年12月4日、PayPay銀行において円普通預金と米ドル普通預金を両方預け入れると、特別金利年2%が適用される定常プログラム「預金革命」の提供を開始したと発表しました。

預金革命では、PayPay銀行で円普通預金と米ドル普通預金の両方に預け入れると、それぞれに特別金利年2%(税引後年1.59%)が適用されます。PayPay銀行ミニアプリやPayPay銀行のホームページから申し込みが可能です。普通預金に対して適用されるため、お金の出し入れは自由で、定期預金のように低い金利が適用されたり、解約が必要になったりすることがありません。
PayPayによれば、預金革命の特別金利はメガバンクの普通預金金利の約20倍になるとのこと。仮に50万円ずつ円と米ドルで預け入れをすると、12月に1220円の利息を受け取れる計算になります。ただし、預金革命の特別金利は変動金利であるため、市場の動向によっては見直しがおこなわれる場合もあります。

対象残高は、円普通預金の場合、米ドル普通預金の月中平均残高の範囲内ですが、円残高が500万円を超えていると500万円までが対象となります。米ドル普通預金は、対象残高の上限は設定されていません。

預金革命の提供開始にあわせて、PayPay銀行ミニアプリで外貨預金が利用できるようになりました。外貨預金口座開設や米ドル普通預金の預入・払戻、残高照会などが可能です。PayPay銀行の預金口座を持っていない人でも、PayPayから預金口座を開設して円と米ドルを預け入れれば、預金革命の特別金利が適用されるようになります。
また、PayPayのウォレットで円普通預金残高に加えて米ドル普通預金の残高も確認可能となっています。
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TOKIWA