Audibleが年間ランキングを発表、2024年に最も聴かれたオーディオブックとポッドキャストは?

オーディオブックの年間1位は宮島未奈の『成瀬は天下を取りにいく』

Amazonは、オーディオブックサービスのAudible(オーディブル)において2024年に最も聴かれた人気作品ランキングを発表しました。

発表されたのは「オーディオブックランキング」と「ポッドキャストランキング」の2つ。それぞれ2024年1月1日から2024年10月31日までの聴取データをもとにランキングを作成しています。

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目次

オーディオブック年間ランキングTOP10

オーディオブック2024 TOP10

オーディオブックの年間ランキングでトップに輝いたのは、デビュー作でありながら「第39回 坪田譲治文学賞」や「2024年 本屋大賞」「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2023 小説部門第1位」などを受賞した宮島未奈の『成瀬は天下を取りにいく』でした。

2位には、Audibleのために書き下ろされた東野圭吾の新作ミステリー『誰かが私を殺した』がランクイン。3位には『成瀬』シリーズの続編である宮島未奈の『成瀬は信じた道をいく』が選ばれました。

オーディオブック1位:『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈)

成瀬は天下を取りにいく
あらすじ・解説

2020年、中2の夏休みのはじまりに幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。

M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。

  • 著者:宮島未奈
  • ナレーター:鳴瀬まみ
  • 再生時間:4時間53分
  • 配信日: 2024年5月31日
  • 言語:日本語

オーディオブック2位:『誰かが私を殺した』(東野圭吾)

誰かがわたしを殺した
あらすじ・解説

亡き夫の月命日。墓前で手を合わせていると、突然背中に衝撃を受けた。気づいた時には、魂だけがこの世に留まっていた。どうやら私は誰かに撃たれたらしい。警察の遺体安置所で出会ったのは、警視庁捜査一課の加賀恭一郎警部と部下の女性刑事・新澤。

私は彼等による捜査の行方を見守りながら、なぜ自分が殺されたのかを考えた。国重ホールディングスの「女帝」として、すべて完璧にこなしてきたつもりだし、母親としては、来月結婚する一人息子に愛情を注ぎ続けてきた。

だが公私において、気に入った人間はとことん守って盛り立てる一方で、信用できなくなった人間を容赦なく切り捨ててきたのも事実だ。私に恨みを持つ者は少なくない。その中の誰かが私の命を奪ったということだろうか。

やがて加賀はほんの些細な手がかりを積み重ねることで、事件の真相に迫っていく。彼の推理の先にあったものは、私が想像さえしないものだった。

  • 著者:東野圭吾
  • ナレーター:寺島しのぶ、松坂桃李、逢田梨香子、高橋克典、新藤みなみ、勝杏里、さとうあい、稲葉実、四宮豪、柿田よしくに、谷口誠太郎、荻野晴朗、坂本くんぺい
  • 再生時間:2時間47分
  • 配信日:2024年7月24日
  • 言語:日本語

オーディオブック3位:『成瀬は信じた道をいく』(宮島未奈)

『成瀬は信じた道をいく』(宮島未奈)
あらすじ・解説

成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。

「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー(をやめたい)主婦、観光大使になるべくしてなった女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……。

  • 著者:宮島未奈
  • ナレーター:鳴瀬まみ
  • 再生時間:4時間53分
  • 配信日:2024年5月31日
  • 言語:日本語

オーディオブック4位〜10位

  • 4位:『サファイア』(湊かなえ)
  • 5位:『俺たちの箱根駅伝 上』(池井戸潤)
  • 6位:『これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 集英社オレンジ文庫』(青木祐子)
  • 7位:『きみのお金は誰のため ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』(田内学)
  • 8位:『スピノザの診察室』(夏川草介)
  • 9位:『存在のすべてを』(塩田武士)
  • 10位:『イーロン・マスク 上』(著:ウォルター・アイザックソン、翻訳:井口耕二)

ポッドキャスト年間ランキングTOP10

ポッドキャスト2024 TOP10

ポッドキャスト部門で1位を獲得したのは、『やばい日本史』の著者・本郷和人とともに平安時代の謎やエピソードを語る歴史エンターテインメント系ポッドキャスト『ほんとはヤバい平安ワールド ~「光る君へ」がもっと面白くなる』でした。

2位は宮藤官九郎がパーソナリティを務め、ゲストの愚痴を元に制作されたオーディオコント『宮藤官九郎が愚痴をコントにさせていただきました』、3位には石井ゆかりがナレーションも担当する『石井ゆかりの「星栞 2024年の星占い」』がランクインしました。

ポッドキャスト1位:『ほんとはヤバい平安ワールド ~「光る君へ」がもっと面白くなる』(パックン、石田晴香、本郷 和人)

光る君へ
サマリー

2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」は、『源氏物語』の作者、紫式部が主人公。ドラマの舞台、平安時代といえば、和歌に蹴鞠、豪華な十二単。雅な時代に見えますが、実は男も女も、貴族も平民も、現代の常識では考えられないヤバい世界で生きていたこと、ご存知でしたか!?

知られざる平安時代の「ヤバさ」そして奥深さを、歴史の専門家をはじめとする様々なゲストと楽しく語る、歴史エンターテインメント系ポッドキャスト。これを聴けば、大河ドラマ「光る君へ」がもっと楽しめること、間違いありません。

  • 著者:NHKエンタープライズ
  • ナレーター:パックン(パックンマックン)、石田晴香(元AKBメンバー)、本郷和人(東京大学教授)

ポッドキャスト2位:『宮藤官九郎が愚痴をコントにさせていただきました』(宮藤官九郎、北村有起哉、勝地涼、仲野太賀など)

『宮藤官九郎が愚痴をコントにさせていただきました』宮藤官九郎
サマリー

宮藤官九郎がパーソナリティを務めるTBSラジオ(AM954kHz/FM90.5MHz)『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』(毎週金曜21:00-21:30 OA)は、宮藤さんが様々な職業・立場の方々の愚痴をひたすら聞く番組です。普通なら深刻に聞こえてしまうことも、この場所ならちょっと笑いを交えて話すことができる。

今回は、そこで聴いた様々なゲストの愚痴を題材に、宮藤さんが書き下ろした10本のコントをお届けします。

  • 著者:宮藤官九郎
  • ナレーター:宮藤官九郎、北村有起哉、勝地涼、仲野太賀、皆川猿時、伊勢志摩、近藤公園、中井千聖、小笠原亘(TBSアナウンサー)、清水青葉

ポッドキャスト3位:『石井ゆかりの「星栞 2024年の星占い」』(石井ゆかり)

石井ゆかりの「星栞 2024年の星占い」
サマリー

石井ゆかりが占う、各星座の2024年。

大人気占い文庫本『星栞 2024年の星占い』(幻冬舎コミックス)から、2024年の星の動きを星座別に読み解いて、石井さんご自身に語っていただきます。

  • 著者:石井ゆかり
  • ナレーター:石井ゆかり

ポッドキャスト4位〜10位

  • 4位:『佐藤と若林の3600』(佐藤満春、若林正恭)
  • 5位:『放送室チャンネル』(松本人志、高須光聖)
  • 6位:『寝たまんまヨガ 優しい眠りの瞑想』(ヨガインストラクター リー/スタジオ・ヨギー)
  • 7位:『養老先生のお悩み相談ラジオ(VOOX)
  • 8位:『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』(TBS RADIO、宮藤官九郎)
  • 9位:『武器になる教養30min.by 幻冬舎新書』(幻冬舎)
  • 10位:『パックン・関根麻里の超ネイティブ英会話』(Chronicle)

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