Amazonが提供するオーディオブックサービス「Audible(オーディブル)」で2024年8月に聴かれた人気作品の月間ランキングTOP30を紹介します。
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本ランキングは2024年8月1日〜31日の聴取データをもとにしています。
1位:『転生したらスライムだった件 16巻』(伏瀬)

小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた、伏瀬(ふせ)によるライトノベル作品。異世界転生や冒険、モンスターとの共生、そして主人公の成長をテーマにした異世界ファンタジーです。
帝国との戦いに勝利を収めたリムルだったが、ルドラの身体を乗っ取ったミカエル、妖魔王フェルドウェイの暗躍と、やっかいな問題はまだ残ったままであった。
リムルが戦っていたその裏で起きていた、地下迷宮のラミリス防衛戦もまた不安を煽る。とはいえ一先ず窮地は脱したことで、リムルはこの機に部下たちの面談を行うことに……。
- 著者:伏瀬
- ナレーター:岡咲美保
- 再生時間:11時間8分
- 配信日:2024年8月9日
- 言語:日本語
2位:『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身2」23巻』(香月美夜)

現代日本に住む本好きな女子大生・本須麗乃(もとす うらの)が、ある事故で命を落として気がつくと異世界の幼い少女・マインとして、本がほとんど存在しない異世界に転生するところからはじまる本作。どのようにして本を手に入れるか、そして自身の夢である司書になるために奮闘する姿が描かれます。
雪降るアーレンスバッハ城。その執務室で、次期領主の婚約者フェルディナンドはローゼマインの手紙に眉を寄せていた。彼女は王族に呼び出されたばかりか、貴族院の図書館に秘められた地下書庫へ近付こうとしていたのだ。周囲を悩ます「頭の痛い報告書」の数々は貴族院三年生になっても変わらなかった。
不思議な現象を起こした上に、学生達の共同研究に王を巻き込む始末。王の御前だろうと取り繕いゼロ、聖女と持ち上げられるお茶会にはイライラ。我が道を全力で突っ走るローゼマインにレスティラウトから驚愕の提案が……。
ライデンシャフトの槍を振りかざし、いざディッター勝負、再び開幕。
- 著者:香月美夜
- ナレーター:井口裕香
- 再生時間:10時間50分
- 配信日:2024年8月9日
- 言語:日本語
3位:『海神』(染井為人)

2023年に発表され、第169回直木賞を受賞した本作。映画化が決まって再度注目を集める『正体』『悪い夏』でブレイクしている染井為人が放つ、骨太の社会派ミステリーです。
物語は、漁村を舞台にしており、自然や海の脅威に対する畏怖と共に、人々の生活や登場人物たちの葛藤や心情などの深い心理描写や人間関係が繊細に描かれます。
東日本大震災で被災した三陸沖の島に現れた復興支援のプロ・遠田政吉。行政の支援も届かない地獄で救助、遺体捜索などに奔走し、救世主として信望を得るが、のちに復興支援金の横領疑惑が発覚する。
島出身の新聞記者、菊地一朗が疑惑の解明のため遠田の過去を探り始めると、そこにはおぞましい闇が……。
- 著者:染井為人
- ナレーター:中務貴幸
- 再生時間:14時間40分
- 配信日:2024年8月2日
- 言語:日本語
4位〜10位

- 4位:『鹿男あをによし』(万城目学)
- 5位:『誰かが私を殺した』(東野圭吾)
- 6位:『存在のすべてを』(塩田武士)
- 7位:『芸能界』(染井為人)
- 8位:『放送室チャンネル』(松本人志、高須光聖)
- 9位:『殺した夫が帰ってきました(小学館)』(桜井美奈)
- 10位:『准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に』(澤村御影)
11位〜20位

- 11位:『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈)
- 12位:『これは経費で落ちません!4 ~経理部の森若さん~ 集英社オレンジ文庫』(青木祐子)
- 13位:『転生したらスライムだった件 15巻』(伏瀬)
- 14位:『これは経費で落ちません!3 ~経理部の森若さん~ 集英社オレンジ文庫』(青木祐子)
- 15位:『ハリー・ポッターシリーズ全7巻 コンプリートコレクション』(J.K.ローリング、松岡佑子)
- 16位:『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 15巻』(理不尽な孫の手)
- 17位:『垂れ込み 警視庁追跡捜査係』(堂場瞬一)
- 18位:『レイアウトは期日までに』(碧野圭)
- 19位:『これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 集英社オレンジ文庫』(青木祐子)
- 20位:『嘘』(北國浩二)
21位〜30位

- 21位:『成瀬は信じた道をいく』(宮島未奈)
- 22位:『水車小屋のネネ』(津村記久子)
- 23位:『朽ちないサクラ(徳間文庫)』(柚月裕子)
- 24位:『正体』(染井為人)
- 25位:『月下のサクラ(徳間文庫)』(柚月裕子)
- 26位:『有罪、とAIは告げた(小学館)』(中山七里)
- 27位:『誰が勇者を殺したか』(駄犬)
- 28位:『佐藤と若林の3600』(佐藤満春、若林正恭)
- 29位:『変な家2 〜11の間取り図〜』(雨穴)
- 30位:『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(眞邊明人)