PayPayカード、2枚目以降の複数カードが発行可能に

PayPayは2024年8月7日、2枚目以降のPayPayカードの申し込みが可能になったと発表しました。

これまでPayPayカードは1枚しか所有できず、PayPayカードユーザーがPayPayカード ゴールドを申し込んだ場合でも、既存のPayPayカードは解約される仕様でした。今回、PayPayカードの複数枚発行に対応し、2枚目以降のPayPayカードや、PayPayカードとPayPayカード ゴールドを同時に利用できるようになった形です。

PayPayカードの発行可能枚数は、PayPayカードが3枚、PayPayカード ゴールドが1枚で合計4枚です。PayPayカードを複数枚作成する場合、Visa・Mastercard・JCBの国際ブランドごとに1枚ずつカードを申し込めます。同じ国際ブランドのPayPayカードを2枚以上作ることはできません。ただし、PayPayカード ゴールドを追加で作成する際は、すでに選択済の国際ブランドで申し込みができます。

また、2枚以上のPayPayカードを持っている場合、所有しているPayPayカードのなかで最も高い限度額が複数枚カード全体に適用されます。複数枚のPayPayカードを申し込んでも、限度額が追加されるわけではありません。

PayPayカードの複数枚発行にあわせて、カードごとにカード名を設定できるようになりました。用途ごとにPayPayカードを発行するのであれば、用途別にカード名を設定しておくと管理がしやすくなるでしょう。プラスチックカードの裏面にも新たに「memo欄」が設けられ、設定したカード名を記載しておけばプラスチックカードでも使い分けが容易になります。