Amazonが提供するオーディオブックサービス「Audible(オーディブル)」で2024年5月に聴かれた人気作品の月間ランキングTOP30を紹介します。
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本ランキングは2024年5月1日〜31日の聴取データをもとにしています。
1位:『俺たちの箱根駅伝 上』(池井戸潤)

『週刊文春』で2021年11月11日号から2023年6月15日号まで連載された、池井戸潤の最新長編作。箱根駅伝本選での活躍を目指す大学陸上競技部のランナーたちと、中継を担うテレビ局の裏側を描く青春群像劇です。
上巻では、箱根駅伝本選を目指す予選会から本選までの様子が描かれています。
古豪・明誠学院大学陸上競技部。箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、“箱根の魔物”……。隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?
一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
- 著者:池井戸潤
- ナレーター:浅木俊之
- 再生時間:10時間39分
- 配信日:2024年4月24日
- 言語:日本語
2位:『俺たちの箱根駅伝 下』(池井戸潤)

「東京箱根間往復大学駅伝競走」──通称・箱根駅伝を舞台にした池井戸潤の最新長編作の下巻。涙し、ぶつかり合いながらも真剣勝負に挑む若者の姿を鮮やかに写します。
下巻では、箱根駅伝本選が開幕。激闘のレースの行方が描かれています。
ついに迎えた1月2日、箱根駅伝本選。中継を担う大日テレビのスタッフは総勢千人。
東京〜箱根間217.1kmを伝えるべく奔走する彼らの中枢にあって、プロデューサー・徳重はいままさに、選択を迫られていた──。テレビマンの矜持(きょうじ)を、箱根中継のスピリットを、徳重は守り切れるのか?
一方、明誠学院大学陸上競技部の青葉隼斗。新監督の甲斐が掲げた「突拍子もない目標」の行方やいかに。そして、煌めくようなスター選手たちを前に、彼らが選んだ戦い方とは。
- 著者:池井戸潤
- ナレーター:浅木俊之
- 再生時間:9時間19分
- 配信日:2024年4月24日
- 言語:日本語
3位:『サファイア』(湊かなえ)

人間の不思議で切ない出逢いと別れ、己の罪悪と愛と希望を描いた、湊かなえの短編集。表題作の「サファイア」の他、宝石になぞらえた「真珠」「ルビー」「ダイヤモンド」「猫目石」「ムーンストーン」「ガーネット」の全7篇。
ナレーションは、女優の永作博美です。
あなたに、いつか「恩返し」をしたかった──。
「二十歳の誕生日プレゼントには、指輪が欲しいな」わたしは恋人に人生初のおねだりをした。「やっと、自分から欲しいものを言ってくれた」と喜んでくれた彼は、誕生日の前日、待ち合わせ場所に現れなかった……。
人間の不思議で切ない出逢いと別れを、己の罪悪と愛と希望を描いた珠玉の物語。
- 著者:湊かなえ
- ナレーター:永作博美
- 再生時間:9時間1分
- 配信日:2024年4月25日
- 言語:日本語
4位〜10位

- 4位:『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈)
- 5位:『22巻 本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部 女神の化身1』(香月美夜)
- 6位:『未明の砦』(太田愛)
- 7位:『黄色い家』(川上未映子)
- 8位:『スピノザの診察室』(夏川草介)
- 9位:『北の狩人(上)狩人シリーズ』(大沢在昌)
- 10位:『水車小屋のネネ』(津村記久子)
11位〜20位

- 11位:『ナチュラルボーンチキン』(金原ひとみ)
- 12位:『正義の申し子』(染井為人)
- 13位:『15巻 転生したらスライムだった件』(伏瀬)
- 14位:『こちら空港警察』(中山七里)
- 15位:『テロリストの家』(中山七里)
- 16位:『きみのお金は誰のため ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』(田内学)
- 17位:『未来』(湊かなえ)
- 18位:『正体』(染井為人)
- 19位:『佐藤と若林の3600』(佐藤満春、若林正恭)
- 20位:『16巻 蜘蛛ですが、なにか?』(馬場翁)
21位〜30位

- 21位:『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬)
- 22位:『どう生きるか つらかったときの話をしよう 自分らしく生きていくために必要な22のこと』(野口聡一)
- 23位:『報い 警視庁追跡捜査係』(堂場瞬一)
- 24位:『ラブカは静かに弓を持つ』(安壇美緒)
- 25位:『三体』(劉慈欣)
- 26位:『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』(井上新八)
- 27位:『汝、星のごとく』(凪良ゆう)
- 28位:『リカバリー・カバヒコ』(青山美智子)
- 29位:『猫を処方いたします。』(石田祥)
- 30位:『6巻 陰の実力者になりたくて!』(逢沢大介)