楽天カード、海外事務手数料を2.20%に引き上げ 4月1日から

国際ブランドにかかわらず一律で2.20%となる

楽天は2024年1月18日、楽天カードの海外事務手数料を2024年4月1日から一律で2.20%に改定すると発表しました。

楽天カードでは現在、国際ブランド別に異なる海外事務手数料を設定しており、Visa・Mastercardは1.63%、JCBは1.60%、American Expressは2.00%となっています。2024年4月1日からは、国際ブランドにかかわらず一律で楽天カードの海外事務手数料が2.20%に引き上げられます。海外事務手数料の改定について楽天は、「昨今の海外での事務コストの動向など」によるものと説明しています。

海外でクレジットカードを利用した場合、最終的な請求額は「現地で利用した金額」×「為替レート」×「海外事務手数料」で計算されます。4月1日以降は、楽天カードにおける海外利用分の請求額が海外事務手数料の上昇分だけ増えることとなります。

ただし、三井住友カードやdカード、PayPayカードなど、海外事務手数料を2.20%程度に設定しているクレジットカードは多く、改定後の料率が特別に高くなるというわけではありません。

EDITED BY
TOKIWA