PayPay、オフライン支払いの決済上限を一律5万円に拡大

PayPayは2023年12月19日、スマホがオフラインの状況でもPayPayで決済ができる「オフライン支払いモード」で、決済金額と決済回数の上限を拡大したと発表しました。

PayPayのオフライン支払いモードは、2023年7月に導入されました。通信障害時や電波の届かない場所でも、上限の範囲内であればPayPayで決済ができる機能です。

オフライン支払いモードの導入時は、1回の支払いと過去24時間、過去30日間のそれぞれで決済できる金額に上限が設定されていました（5000円／回・1万円／24時間・5万円／30日間）。今回の上限拡大によって、過去24時間と過去30日間の期間制限が撤廃され、オフライン支払いモードで決済できる金額の上限は一律で5万円となっています。

また、決済回数の上限も一部拡大され、過去24時間でできる決済回数が2回から5回に増えました。過去30日間でできる決済回数の上限は、10回で変更はありません。

オフライン支払いモードの決済上限拡大によって、通信障害時でもある程度の金額の決済が可能になり、より安心してPayPayを利用できるようになります。また、山間部や地下など電波の届きにくい場所で開催されるイベントのような状況でも、よほど頻繁な買い物や高額な買い物でなければ問題なくPayPayだけで支払いを済ませられるでしょう。