PayPayは2023年7月20日、スマホがオフラインの際でもPayPayの決済が可能になる機能を搭載したと発表しました。オフラインでの決済機能は、PayPayアプリの最新バージョンにて利用できます。

PayPayのオフライン決済機能では、通信障害時や電波の届かない場所などにいる際に、PayPay残高とPayPayあと払いで決済が可能です。PayPayの決済コードの表示に3秒以上かかると「オフライン支払いモード」が表示され、オフラインでの決済機能を利用できます。PayPayによれば、オフラインでの決済機能は、国内の主要コード決済サービスとして初になるとのことです。
オフラインでの支払いは、ユーザーの提示する決済コードを店側に読み取ってもらう「ストアスキャン方式」のみに対応します。1回の決済上限は最大5000円までで、決済回数も1日に2回までの制限が設けられています。保有しているPayPay残高が5000円以下の場合は、保有額がPayPay残高支払いの上限となります。
オフラインで決済を完了しても決済完了画面には切り替わらず、決済音も鳴りません。決済情報は、通信環境が安定した際に通知や決済履歴などから確認できます。
大規模な通信障害時には、電話やSNSの通信だけでなく各種スマホ決済サービスで支払いができないなどの大きな影響が出てしまいます。今回、PayPayがオフライン決済機能を搭載したことで、万が一のときでも少額の支払いであれば対応できる形となります。
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TOKIWA