Threads(スレッズ)のWeb版が提供開始 PCからも閲覧可能に

一部の機能はまだ利用できない

Metaは2023年8月24日(米国時間)、SNS「Threads(スレッズ)」のWeb版の提供を開始しました。

Threadsは、2023年7月に公開されたMetaによるテキストベースのSNS。Instagramアカウントをベースとしており、Threadsでの投稿をInstagramのストーリーで共有できるなど、サービス同士の連携も可能です。当初はスマホ向けのThreadsアプリのみがリリースされており、Threadsのタイムラインを閲覧したり、投稿をしたりするにはアプリからアクセスしなければなりませんでした。

Threads Web版

基本的な使い方はアプリ版と変わらない

今回、ThreadsのWeb版がリリースされ、PCなどからもThreadsにアクセスできるようになりました。threads.netにアクセスし、Instagramアカウントでログインするとブラウザ上でThreadsを利用できるようになります。基本的な使い方はアプリ版と変わらないものの、投稿の翻訳機能やミュート機能など、一部の機能はまだ使えない状態となっています。

ただ、Threadsはアクティブユーザー数の激減という苦境を未だに脱していません。サービススタート時のピーク以降、アクティブユーザー数が70%減少したという報告が出ており、2023年7月末時点では1日のアクティブユーザー数がサービス開始時から82%減少したという報道もあります。テキストベースのSNSとしての機能が不足している点や、Instagramとの使い分けが難しいなどの点から、X(旧Twitter)ユーザーとInstagramユーザーのどちらにとっても使いづらいサービスとなっていることもアクティブユーザー減の原因のひとつと言えるでしょう。

アプリ「Threads」をダウンロード
EDITED BY
TOKIWA