グーグル、Gmailのスマホアプリで翻訳機能を提供開始

Googleは2023年8月8日（米国時間）、Gmailのスマホアプリで翻訳機能の提供を開始すると発表しました。Gmailアプリの翻訳機能は、Google WorkspaceユーザーとGoogleアカウントを持つ個人のユーザーを対象に提供されます。

Gmailの翻訳機能は、受信したメールの言語がGmailの表示言語として設定されているものと異なるときに、メールの上部に表示されるバナーから利用できます。Web版のGmailで提供されている機能が、スマホアプリでも利用できるようになった形です。

メッセージの翻訳はバナーをタップして利用するだけでなく、特定の言語を常に翻訳する設定をすることもできます。また、翻訳機能を使わない場合は、バナーを消した際のプロンプトや翻訳設定メニューから、特定の言語のメールで翻訳バナーを再度表示しないように設定可能です。翻訳バナーの非表示設定をした場合や、システムが他言語を検出しなかった場合には、メニューボタンからの手動翻訳にも対応します。

Gmailアプリの翻訳機能は、Android版アプリで2023年8月8日から、iOS版アプリで8月21日から順次ロールアウトが開始されます。Googleは、いずれもロールアウトの開始から実際に機能が利用できるようになるまで、最大15日間かかるとしています。