Twitter消滅が現実に、サービス名も「X」に変更

青い鳥のロゴも「X」に

Twitterのイーロン・マスク氏は2023年7月24日(日本時間)、Twitterのブランド名を変更する方針を明らかにしました。

マスク氏は、「もうすぐTwitterブランドとすべての青い鳥に別れを告げることになる」とツイート。その直前にも、Twitterのプラットフォームカラーを黒に変更するかどうかを問う投票ツイートを投稿しています。また、ロゴマークの変更については、ユーザーから「X」のロゴを募集し、優れたデザインのものがあれば米国時間の日曜日に公開するとしました。現時点で新しいロゴマークは公表されていないものの、マスク氏によれば日曜日の夜には新しいロゴが明らかにされる予定です。

Twitterを運営するX社のCEOであるリンダ・ヤッカリーノ氏も、Twitterのリブランディングに関してツイートを投稿しました。ヤッカリーノ氏のツイートによると、「X」はすべてを提供できるプラットフォームになるとのこと。マスク氏は、Twitter買収時に「Twitterの買収はすべてを提供できるXアプリの開発を加速するもの」だとしており、マスク氏の描くスーパーアプリとしての「X」に一歩近づく形です。

Twitterと「X」を巡っては、2023年4月にTwitter社がX社に統合されていたことが明らかとなっています。その時点で会社としての「Twitter」はなくなっており、サービスブランドとして「Twitter」が存続しているだけの状態でした。今回のブランド名変更が実施されれば、サービス名としての「Twitter」も消滅し、「Twitter」は過去の存在となります。

EDITED BY
TOKIWA